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弁護士が聞く医師の評判 私の骨折体験 一ヶ月後の骨折影 [交通事故]

精神科の医師に対する患者さんの評判は、
相性の問題が多く、あまりあてにはならないし、
あてにしないようにしなければならないと思っています。

意外と多くのお医者さんの名前を聞くのは、
整形外科のお医者さんです。
交通事故の事件の患者さんと話をすると、
特に、むちうち症等の原因不明の場合に、
評判が出てくるようです。

むちうち症は、レントゲンやMRI等画像に映らないことが多く、
なかなか治りも遅い場合があり、
患者を治そうという意識が、お医者さんには強いので、
結構お医者さんがいらいらしてしまう場合があるようです。
なんとなくわかる気がします。

そんなときに、患者さんの痛みと向き合って、
きちんと考える姿勢を示すお医者さんは、
患者さんからの評判が、
否応なしに聞こえてくるんです。

医学のことはわかりませんが、
結局
患者さんの話をよく聞き、
様子をよく観察し、
痛いというなら原因があるはずだという
姿勢ということになると思います。
これの反対は、痛くないはずだということでしょう。

私も数年前に、ひじを骨折したことがあります。
書類を手に持って横断歩道を渡ろうとした時、
ある事情があって転んだのです。
書類を手に持っていたため受け身ができず、
変な衝撃が走りました。

まさか折れたとは思っていなかったので、
数時間冷やしながら様子を見ていたのですが、
だんだん痛みが強くなっていったので、
これはまずい、帰れないと思ったのです。
その時運悪く、県北部に自動車で出張していたのでした。

車を道端に停めて、事務所に電話をし、
前より評判を聞いていた先生の病院の電話番号を調べてもらいました。
ちょうど、隣の町にいるし、車ですぐだと思うので、
どうせかかるなら、一度見てみたいという気持ちが
あったのですね。

田園地帯の中に、大きな駐車場があり、
近代的な形の建物でした。
比較的すいていますよと言われたのに、
たくさんの老若男女が来ていました。
明るい感じの待合室でした。

私は、手をまっすぐ下におろすと
ものすごく症状が悪化し、
自分でも血の気が無くなることが分かり、
呼吸困難に近くなり、
ベッドで休ませてもらうほどでした。

手を支えていると少し落ち着くのですが、
レントゲンを撮るために手をまっすぐにしなければならないというのです。

まあ、なんとかレントゲンを撮ってもらって、
先生の診察となったのですが、
骨折の影が無いのだそうです。

私には何のことやらわかりません。

先生は、これだけ苦しんでいるのだから、
骨折は必ずあると断言されました。
最初には骨折の影が映らず、
後に出てくる場合があるそうです。

骨折の診断のもと、腕を固定していただき、
なんとか家にたどり着くことができました。

その病院は、自宅から離れているので、
自宅の近くのお医者さんに紹介状を書いてもらったのですが、
その時も、あれこれ真剣に考えていただきました。

そうして、自宅近くの病院に行き、
こちらの先生も、やはり、
それだけ痛いのだから骨折だといってくださり、
ご自分で、固定器具の包帯を巻いてくださりました。

先生に巻いてもらうと、
ああ良くなるんだなと変に安心したものでした。

結局、1カ月くらいして、ひじに骨折の影が出てきました。
ああ、やっぱり骨折だったんだと
変に安心しました。

もし、レントゲンに影が映らなかったら、
固定をすることもなく、
病院を紹介されることもなく、
どうなっていたんだろうと思うことがあります。

なるほど評判のよくなる先生方だなあと
納得した次第でありました。

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