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メール、携帯電話のストレス ITガイドラインの議論が必要 [労務管理・労働環境]

甲斐バンドが「テレフォンノイローゼ」をリリースして34年
当時は、携帯電話もパソコンもインターネットも無かった。
電話だって、その10年前の44年前には、
無い家庭の方が多かったはず。

携帯電話も10年前は、
持ちたくないという主張も受け入れられていたような。
メールや携帯メールがここまで普及したのも
大きくいえばここ最近でしょう。

便利だということで、どんどん普及しているけれど、
その使い方によって、人にストレスを与えるという弊害について
どこまで議論がされているか疑問です。

学校は、メール等の弊害のため、
携帯電話持ち込みを禁止していますが、
本来、正しい使い方やタブーを教えるべきなのです。

オーストラリアでは、小学校から競馬のかけ方を教え
胴元と子に別れてシュミレーションをさせるそうです。
ギャンブルで身を崩す人は少ないとのこと。

本来メールは、読みたいときに読めるということが利点だったのに、
すぐ返信するのがマナーみたいな風潮があり、
返信が遅かったので、気まずくなったりするそうです。
(だったら、電話しろっつうの)
相手にも都合があるのだから、
電話に出れないときのように、
メールにも出れないことの方が多いのです。

それから、メールには必ず返信しなければならず、
グループでメール交換するとき
自分が返信しない状態を作らないために、
延々と意味の無いあいさつメールをしている
少年少女、ママ友たちがいるようですが、
それではストレスがたまるでしょう。

携帯電話の幻想に、
携帯しているのだから、ならせば出るべきだというのがあり、
メールすればすぐ読むという幻想もあるようですが、
これは、受ける方はプレッシャーですよね。

それが業務指示ということになれば、
ディスプレーを見て上司からということになり、
でなければ叱責されるということになればなおさら、
どうしても出なければならないという気になるでしょう。
出なくても言い訳は聞きますが、
言い訳しなければならないのもストレスですし、
パワハラ上司は、どんなことでも言い訳と決めつけるわけです。

いつ来るかわかりません。
これがストレスのポイントです。
電話ならまだこちらの都合も伝えられますが、
メールだと、こちらの都合も聞かず、
何時まで何をすることになりましたとか、
何日までにこの文書を提出していただければ幸いです
って、こちらは幸いではないよと
そんなこと承諾していないよと
突っ込みたくなる命令文書が結構あったりします。

2時間で大阪から、仙台に戻れとか、
一方的なメールがあったりするわけです。
これは極端ですけどわかりやすくいえば・・・

メール出す方も受ける方も、
メールのマナーみたいなものがなく、
無茶なメールをだしたり、
無茶なメールの対処方法がわからず
必要以上にストレスを感じたりするわけです。

便利なんです。
あると、本当に便利なんです。
でも、その便利な気分は、もしかしたら、
相手の都合を無視した、こうあってほしい、
すぐに電話に出てほしい、すぐに返信して欲しいという
自分勝手な幻想に基づいているのかもしれません。

弊害などについてよく議論して研究し、
ガイドラインを策定するべきです。
何か事件が起きてからではなく、
事件が起きる前に作る必要があると思われます。

*****
電話は送信記録、着信記録が残るので、
仕事帰りに、家に電話をすると、
就業時間が記録されて便利です。

メールで、その時の場所等を記載するともっと良いです。
タイムカードの無い方は、
残業時間の記録になる場合があります。
その代わり、毎労働日きちんと行い、
1回のごまかしも無いことが必要になります。
出し忘れたら、別の方法で記録しましょう。

ただメールならば合理的なので、
労働組合でご検討ください。




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