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インターネットのアダルトサイトにうっかり入り高額の請求をされたら [民事・消費者]


恥ずかしくて、なかなか相談できないらしいです。

なんとなく、インターネットを見ていて、
ふと思いついて検索し、
あれあれあれなんだろうと心ひかれ、
ついクリックしてみたら、
音楽が流れ(おそらく)
派手な画面で、20万円とか、8万円とか、
費用が発生したので、
この口座に支払えと振込先の画面が出てくる。

大体の人は、こちらの連絡先も知られているのだろうから、
支払わないと家に請求が来てしまうのではないかと
心配されるようです。
こういう心配をされるということから、
インターネットにそれほど詳しくない年代、
ある程度の金銭的余裕がある年代、
そういうサイトを見ようとしたことが世間に恥ずかしい年代
の方に被害が出ているように思われます。

結論から言えば、このような場合
(有料を承認して契約したのではない場合)
支払い義務もないし、
相手はこちらの情報をもっていません。

先ず、支払い義務ですが、
支払い義務が発生するのは、
一般的には、支払い合意をした場合です。
合意もしないのに金額が決められて支払い義務が発生するのは、
税金等公訴公課くらいです。

しかも、どういう情報に金額がいくらという特定が無ければ、
支払い義務の発生する合意とはいえないでしょう。

だから、うっかりクリックしたら、
××万円支払い義務が発生しましたなんていうのは、
詐欺が成立する可能性がある事案です。

市や県の消費生活相談センターでは、
勇気ある人たちの相談をたくさん受け付けているので、
無料相談でもあるので、
ご相談ください。

知人の弁護士に相談してももちろん大丈夫ですが、
真正面から弁護士会に行って、一般相談ともなると、
5000円かかるので、もったいない。
こんなの電話でいいですわ。

それから、こちらの情報は向こうはわかりません。
要するに、
びびって払ってもらえばもうけものという商売(?)です。
インターネットのホームページ作って、待っているだけですから。
送金が来れば、丸儲けです。

うっかりクリックした方の心理としては、
後ろめたい気持ちがあるものだから、
裁判だとか大事になるとはずか言いという気持ちもあり、
何より、楽しい期待が奈落の底に突き落とされるということによる
パニックに陥り冷静な判断ができず、誰にも相談できず、
つい支払ってしまうという人もいるのでしょう。

銀行口座なんかは、いつまでもそのままにしておくと
足がついてしまうので、
すぐに空口座になっていると思います。

インターネットではあまりないと思われるのですが、
携帯電話詐欺の時代の時は、
相手方に連絡することになっていて、
連絡すれば、電話番号も表示されてしまうし、
言葉巧みに誘導されてしまい、
おおよその住所とか、職業とか話してしまい、
自分が話したことを忘れて、
相手は何でも知っているとと
相談にみえられた方もいました。

おそらく、対応マニュアルができていて、
うっかり話をさせるように誘導しているのです。
そんなに難しいことではないです。
こちら側は気が動転しているのだから。

身に覚えのない請求は、
対応しない。

心配ならば
消費生活相談センターや、
弁護士に相談する。

うっかり連絡が取れるように相手に相談してしまったら、
いつまでいつまでもかもしようとしてきます。

とにかくお金払っても何でも、
相談するに、遅すぎるということはありません。
これまでの被害を回収できないまでも、
これからに被害を出さないために、
先ず専門家に相談です。

金額が請求され、
びっくりしてクローズにしてしまうというのが、
本当はベターなのでしょう。

いかがわしいサイトを覗かないのが、
大正解なのは言うまでもありませんが。

アダルトサイトとか、芸能人のゴシップサイトとか、
インターネットのお手軽さで、
ついついということはよくあることなようです。


(・・・ようです・・・?)
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