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精神科病棟、精神科クリニック訪問 [自死(自殺)・不明死、葛藤]

仕事柄、精神科の先生から意見をうかがうということは多く、
色々な診療所や、入院施設のある病院を訪問しました。

なるほど、精神療法の教科書にあるように、
概ね明るい。太陽光を多く取り入れる設計になっているようです。

そして、診療所の診察室は、
内科に比べて大きめになっているところが多いようです。

待合室は、むしろ内科とおんなじで、
ここが精神科ということを意識することはありませんでした。

もっとも、患者さんの側の情報ですが、
診療所によっては、おそらく築年数等の問題で、
必ずしも上記の説明が当てはまらないところもあるみたいですが、
建て替えが行われると、
おそらく、改善される部分もあるのでしょう。

入院施設も、
開放病棟でも、
太陽光が多く集まらないと、
なんとなく重苦しくなるようです。
しかし、およそ入院施設ですから、
テーマパークみたいにはいかないでしょう。

それでも、印象としては、
割合普通の入院病棟という感じです。
パジャマとかジャージを着ていなければ、
誰が入院者かわからないというのが、
50パーセント以上ですね。

閉鎖病棟にも行ってきましたが、
開放病棟との違いは、
先ず病棟から自由に出られないこと。

部屋が頑丈な扉になっており、
必要があれば自由に出られないようになるのでしょう。

しかし、実際は、部屋からは自由に出られますし、
私がお見舞いに行った閉鎖病棟は、
ラウンジが広くとってあり、
南向きのサンルームで喫煙ができ、
冬でもポカポカで、そこで昼寝をしている人もいました。

光が当たると、それだけで癒される気持ちになります。

貸し借りや、買い物は自由にできないようで、
たばこやジュースも差し入れしてもらわなければいけないという
不自由なことはありますが、
あとは、比較的自由のようです。

マージャンをすることもできるようです。
もっともかけマージャンはできないでしょうが。

将棋や碁もあるのでしょう。

私が想像していた閉鎖病棟とはだいぶ違いました。

それから、入院が必要だとしても、
普通に生活できる人が多いということにも驚きました。

もちろん重篤な方もいらっしゃるようです。

大事なことは、
入院を要する方であっても、
病気の程度はさまざまだということです。

どうしても、重篤な方ばかりを
私はイメージしていたようです。

そんなに便利な場所にはないので、
しょっちゅういけないのですが、
今度はジュースと煙草でも持って、
お話しをうかがいに行きましょうか。
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