きれいごとの弁護士ブログと徒然草と破れかぶれの猪突猛進

久しぶりの休みの週末です。
尋常な人は、夜更かしでもして
リラックスするのでしょうが、
夜明け前を楽しんでいる私は、
尋常ではない？
しかも、既に６時間以上は眠っていました。

ここ何日か、
前の日のアクセス解析を見て、
ページビューがものすごく、
たくさんの方に読んでいただいていることに、
改めて気がつき、
本当にありがたく、
内容に照らすと恐縮している次第です。

業務外では仕事の携帯電話の電源を切ろうとか、
読んでもらいたかった記事が
突然アクセスが増えていたりすると
やったーといい歳をした親父らしからぬ
気持ちになっていたりします。

年末くらいから、
このブログ、しょせんきれいごとではないかと
思われているのではないかとの
漠たる不安が生じてきて、
そのことを書こうとしているうちに、
今日になってしまいました。

今起き抜けに思い出したのは、
吉田兼好の徒然草の、
狂人のまねだといって通りを騒いで通れば狂人、
人殺しのまねだといって人を殺せば人殺し
といったような話があったなあということで、
それなら、善人のまねだといって
きれいごとを言い続ければ、
即ち善人とも言えるのではないか
ということを思いつきました。

一応インターネットで検索すると、
実際は、そういう趣旨の話だったようです。
初めから正直な人などいない、
偽善であっても、賢を学ぶことが賢だと

印象的なところしか覚えていなかったのでした。
徒然草８５段で検索してみてください。
本文から口語訳から掲載してあるサイトが結構あります。
なんて便利な世の中でしょう。

そういうわけで、
これからも気にしないで
書きたいこと書いていくわけですが

もう一つブログを書き続けていて面白いのは、
自分の気持ちというか、パッションというか、
やはり波があるのです。

ブログの前だけですけど、
何にも怖くないぜ、おれが正しいんだあというときもあれば、
なんとなく、重苦しい時もあり、
みんな聞いて聞いてという時もあれば、
大人しく、静かにお茶を濁したくなる時も
あるということに気がつきました。

結局、書くわけだから、同じなのですが、
自分の体調の波が自覚できて、
結構、そういう人体実験的な
自己観察もできて面白いです。

このブログは、
公的に忙し過ぎ、経済的に絶望的で、
破れかぶれで始めたわけですが、
ある程度、破れかぶれの時は
ハイテンションのような気がします。

どういう性格なんでしょ。

守りに入り出すと、
埋没志向が出てきて、
目立つことはしたくなくなるのが面白い
（ブログ以外ですが）

私の場合、
ずうっと守りに入る余裕がないことが、
幸いしているのかもしれません。

（本当に幸いか？）