東日本大震災 ご近所のヒーロー、ヒロイン

忘れないうちに書き留めておこうと思いました。

まずは学校の先生。
地震当日、父兄が子供を引き取りに行くまで、
ずうっと学校に残られていました。
私の子供の先生も、小学生のお子さんがいるのです。

学校で待っているかもしれません。
でも、電話はすべてだめ、
メールは何回かに一度送信できますが、
相手に届くのに５時間かかったときです。
心配でしょうがなかったことと思いますが、
皆さん、子供の前では笑顔を絶やすことがありませんでした。
感服！
おかげで、自宅で被災するより
精神的には影響少なかったかもしれません。
本当にありがとうございます。

それから、
被災地石巻の任務に向かった
近所の人の息子さんの警察官のかた、
文字通り死を覚悟して
悲壮な決意で皆さん任務に当たっていることを
知りました。
ご無事のようで、安心しました。

市役所の職員の方も
翌土曜日、日曜日出勤されていたようです。
私が、仮設公衆電話で、
母親の安否確認を取ろうとしていたとき、
（携帯の電源はピンチ状態）
出勤途中で、私を目撃されたそうです。
ご自身のご家族の安否も不明な状況で、
たくさんの公務員の方々が
休日出勤をされていたようです。

公務員といえば、
県の土木課は大変なようです。
とにかく、公共交通機関が
運行している時間は
仕事が続いているようで、
歩いて帰れる人だけが、
寝に帰れる程度だそうです。
もちろん、土日も関係なしです。
家に帰れない多くの人たちは、
ただ、床に転がっているそうです。
救援物資の毛布を、
県庁にも分けてほしいと思いました。
せめてということですね意。

私の友人のお医者さんも
被災地石巻でがんばっています。
最近、ようやく他県から応援が入り、
休みを確保できるようになったようです。

ただ、ガソリンが無いので、
一時間もかからない自宅まで帰れない
とのことです。
長丁場ですし、
医師のメンタル、疲労回復という観点からも
ガソリンスタンドに給油しにいく暇の無い
医師の車にもガソリンを回してもらえないかと、
思ってみたりします。
夏ころにはカラオケ行きたいね。