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クレジット枠の現金化なんて、詐欺の可能性があり、破産もできなくなります。震災商法にご用心 [民事・消費者]

仙台の街は、昼間はにぎやかになっています。
メイン通りの一つ、
政治家が辻演説をしている
特に人通りの多いところに、
先日の週末
「クレジットカードのクレジット枠の
現金化援助」という大きな看板を背負った
サンドイッチマンが立っていました。
割と若い青年でした。

これは、詐欺になりなかねない危険な行為です。

クレジット会社は、
顧客がクレジットを使って買い物をする場合、
その商品を売って現金化することは想定していないので、
現金化するためにクレジットで商品を買うとすると、
クレジット会社をだますことになりかねないので、
詐欺が成立する可能性があります。

このようなことを意図的に行った場合、
破産を申し立てても、
この点については免責されない可能性も低くありません。
こういうクレジット債務が多い場合は、
そもそも免責されず、
破産しても支払い続けなければならないことも
ありえないわけではありません。

あるいは、免責調査型の簡易管財事件となれば
通常より10万円余計に費用が掛かることになり、
この費用は法テラスでは立て替えず、
自分で用意しなければならなく可能性も高くなります。

そうしたら、
店舗のほうも、大々的に看板を掲げているそうです。

震災で収入が亡くなった人に
なかなか生活費が回ってきません。
避難所ではなく自宅にいた場合は、
食料も何もまわりません。

震災で被害にあっている人を食い物にする業者が、
政府や自治体より早く活動を始めており、
取り締まりが緩くなっているようです。

うまい話はありません。

その場所では、
NPO法人東日本大震災支援機構とか
と小さく名前を掲げた団体も
募金活動していました。
そんなに簡単に法人格を取得できないと思うのですが、
善意を食い物にしている人がいるならば、
許せんと思います。
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