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フェイスブック、SNSで、友達や信用を無くさないための方法試案 ネットの私はボーダーになっている。 [閑話休題]

フェイスブックはなかなか難しく、
知らず知らずのうちに失礼な書き込みをして、
人を不愉快な思いにさせていることがあります。

数カ月フェイスブックを使ってみて、
いろいろ思い当たることがありますので、
まとめておこうと思います。

そういうことですから、
これは、この記事に基づいて損害賠償を請求する
というためのガイドではなく、
うっかりした行為による紛争を防止するための試案です。

まず、フェイスブック等のSNS上の発言、受け止め方は、
日常の対面の受け止め方と違う
ということを自覚する必要がありそうです。

1) 言葉だけでの情報のやり取りをしている
      対面では、相手の声の大きさや感情という情報を受け止めている
      対面では、顔の表情という情報も受け止めている。
      対面では、同じ「場」にいるということから共通の認識もある。
    対面では、これらの言葉以外の情報によって、理解を助けたり、
    相手の気持ちを察して、議論をやめたり、話題を変えたりしているようです。
    遠慮という気持ちが起きるわけですね。
    ところが、SNSでは、それらの情報がなく、言葉だけでやり取りしています。
    お互い酔っぱらって、笑いながら言っていることが
    文字になると、とてつもなくきついやり取りになるということは
    簡単に想像できると思います。

    その結果、相手の気持ちを考える能力が著しく落ちます。
    その結果、相手を不快にする言動をしてしまうことがありそうです。


2) 言葉も短いうえに結論先行型
      対面では、日本人は結論を濁し、察してもらう技法を使う。
            このため、ソフトな印象を与えることができる。
      対面で、意見が食い違う時は、
      どこが論点で、それに対してどういう風に考えるから意見が違う
      また、意見が違うだけだということを伝えることが可能
    
    ところが、SNSでは、意見をはっきり言わないと話にならないから
    結論を明記します。
    字数が事実上限られているので、回りくどいことを言えません。
      その結果、ただ文字を読んだだけでは、
      ケンカを売っているのではないだろうか、
      自分を軽く見ているのではないだろうか
      という印象を与えてしまい、自分でも思ってしまう危険があるようです。

3) 相手が、同時に別の人たちともその記事を通じてコミュニケーションをとっている
   また、ネットを通じてその人を知っているだけなので、
   その人のこれまでの経歴、活動分野などを知らない場合が少なくない。

     対面では、1対1で話すので、聞いていない人のことを考える必要はない。
    ところがSNSでは、自分が知らない人で、その人とつながりのある人も
    その記事とコメントを読んでいる。
     うっかりした常識的な書き込みが
     その人のコミュニティでは、非常識な書き込みになっている場合がある。     
     
     たとえば、私は弁護士ということをある程度お知らせして記事を書いていますが、
     たとえば同時に、利き米のタイトルホルダーだとします。
     品種による米の調理の仕方について、
     コメ関係の人と情報交換している記事を発信しているときに、
     そういう情報を持たない人が、一般的知識で
     「コメの味の違いは難しいから専門家に任せたほうが良い」
     などということを善意でコメントしたりするわけです。
     利き米大会に立ち会っている人は、一笑にふすことができますが、
     立ち会っていないけれど、タイトル保持者だという知識で接している人は、
     そのコメントを見て、「やっぱりわからないくせに発言する人だ
     弁護士だから立てていただけか。」と思うかもしれません。
     (ある程度架空の事案)

4) 結論
   SNS上では、実際に話すよりも
   こちらに攻撃的な気持ちがなくても
   ケンカ腰に読めてしまうという特徴があるようです。

 こういう書き込みをしてしまうパターンというのは
 1) ある程度礼儀を省略してもよい仲間だと勝手に思い込んでしまっている。
 2) とにかく何書き込みをすることが礼儀だと思っている。
      詳細を読まないで書き込みをする人が多いですね。
 3) スレ主と、勝手に強い絆を感じてしまっていて、
    意見が違うことに強烈な衝撃を受けてしまっている。
 4) スレ主の知名度などを利用して自分の利益を図る場合
    (有名人のスレに、勝手に広告を載せるような場合
     スレ主のコミュニティーの中で存在感を示したい場合)
      信念、主張を持ってしまい、スレ主が違うと
      無意識に自分の信念を布教したくなる場合があるようです。
      多くは、意見が対立するというよりも
      論点にもなっていないのに、錯覚して書き込みをすることが多いようです。

<ではどういう風に参加すれば無難なのか

1) フェイスブックなどのSNSは、基本的には
   議論の場ではなく、情報発信と受領の場と心得る。
   フォーラムみたいに解放された記事だったり、
   ごく近しい仲間がだべりあう場という
   性格がはっきりしているところはよいのですが。
   そうでなければ、必要な情報を受け止めればよいとしましょう。

2) 意見が違う場合は、自分でスレを立てる
   どうしても意見を言いたい場合は、その人のスレにコメントを書き込まず、
   自分でスレッドを立てるべきなのでしょう。
   当てこすりになったとしても、未熟な議論を吹っ掛けるよりもましです。
   自分の責任で情報発信をしたほうが無難です。
   そうでなければ、当初のスレ主の
   情報発信の妨害にしかならないことが多いようです。

3) 相手の明らかな間違いは、メッセージやメールなどを利用して
   相手だけに教えてあげましょう。
   友だちのミスを利用して名を挙げる必要はないわけです。

4) 賛同できる場合は、積極的に賛同の意思を表明しましょう。
   うれしいですよね。

5) 書き込みで、スレ主の意見を充実することができ場合でも
    上から目線での指導のような表現は避ける
    その人の別のコミュニティがあることを配慮する。

6) 賛同できない場合は、スルーするのが基本。

7) スレ主が苦痛になるコメントは、
   スレ主ならば普通に削除できます。
   自分のコメントを削除するときと一緒です。
   この場合も、
   一言、削除した理由をメッセージなどを利用して書き込むとよいかもしれません。
   a) コメントを拝見しました。私個人に対するご意見だと思いますので、
     受領し、当方で保存しますので、コメント欄からは削除させていただきました。
   b) コメント欄を拝見しました。引用したブログについて、誤解されているか
     最後までお読みになっていないと思われましたので、
     当方でコメント欄からは削除させていただきました。
   c) コメント欄を拝見しました。意見、観点の異なるものと受け止めました。
     現在、当方としては、当初の情報を多くの人たちに発信しようとしています。
     ご意見は、拝聴するべきだと思いましたが、
     私の提供する情報を誤解する方も出てくると思いましたので、
     コメント欄からは削除させていただきました。
   
   コメントを削除された方は、なんらかの不具合があるわけですから、
   削除されても、自分の人格を否定されたと思わず、
   腹を立てないほうが良いと思います。

これまで、私の投稿、コメントでご不快を与えてしまった皆様
心よりお詫び申し上げます。
また、皆様のご意見、人格に対して
攻撃する意図がなかったことを
ご理解賜りますよう、お願い申し上げます。
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