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同級生の、うっさんとおみたんに学ぶ。我ら松田聖子世代と安全保障法制法案の時代 [閑話休題]

私の世代というのは、わかりやすく言うと松田聖子世代
最も姉さんは、学年一つ上、歳も今日現在は一つ上、
(同時代的には、熱狂的指示や反発もあったけど
 現在は、世代の代表という気持ちで純粋に応援している)

前にも書いたのですが、
このブログの読み手として意識しているのは、
私の中学校や高等学校の同級生や
その仲間の飲み友達やソフトボール仲間なんです。

そういう人たちにわかってもらうように書かなきゃと
そういう意味で意識しています。

なんていうか、大事なところを
余計な説明をしないでわかってくれるということがあって、
真意が伝わるか疑問が多いときも、
えい、やっ、わかってくれるだろうと
書くことができる・・・
というのはわかりやすく書けないいいわけでしょうね。

まあ、勇気づけられているわけです。

先日、同級生のうっさんがFBに投稿していて
たまにものすごく本質的なことを書いて感心するのですが、

かいつまんでいうと、
友達同士だと、政治信条が違っても
だからどうだということで付き合いが変わるわけではない
それなのに、ネットになると
政治信条を攻撃して、人格を持った人間に対する態度ではなくなる
みっともないし、嘆かわしいと
いうことでした。

ねえ!
わが意を得たりですよねえ。

ちょうど、その朝、
同級生の誰かが、
「集団的自衛権に賛成するよ俺は」って言われたら
自分はそいつにどう接するかなとぼんやり考えていたところでした。

おそらく、「ああ、そうなんだ」と言って
「それはまたどうしてだい?」と教えてもらおうとするんだろうなと
思っておりました。

これまでもそうだけど
同級生だと、
私自身が思い当たらない、理由があるのかもしれない
という興味がわくし、
みんなは、どんなことで意見が違うのだろうということに興味があり、
ブログネタにもしてきたわけです。
そうして、相手の意見に
ああ、そういうことかと思えなければ、
自分の意見を言わないし、
意見を通そうっていう気持ちではなく、
説明をして、一定の理解をしてもらおうとします。

ただ、うっさんが言っているように
ネットだと、どうしても、
反対意見の人に対して、容赦がなくなる
というところは気を付けるべきでしょう。
私のように挑発的なことを書く場合は特にそうですね。

んで、これがヒントに思ったのですが、
確かに、国家機関とか政府与党に対しては、
問題点を明らかにして、攻撃的な追及をすることも必要かもしれませんが、
表現の自由での「戦い」一点張りでは、
民主主義の理解が不十分ではないかということです。

若者や、確信を持った人たちは、
あるいは、他人の「怒り」に共鳴を持ち
ハーモニーになるのかもしれません。

しかし、多くの国民は、
他人の怒りを見ると、ひいてしまうのかもしれませんよ。
怒りを持つということは相当のエネルギーが必要です。

本当に怒りの人たちの理屈が、正解かどうかも
実は怪しいところです。
今回の怒りは、
戦争反対に落とし込んで、思考停止させている
という批判が成り立つように感じる人もいるわけです。

ところが、今の戦略は
怒りを大きくして、国家機関、政府与党と対決だあ
という、そういう戦略に思われます。

じゃあ、どうすんだという話ですけれど、
民主主義の世の中では、
敵をたたくことよりも、
味方を増やすことだという簡単な提案です。

集団的自衛権をしなければ
誰かの家族が拉致されることが増える、島がとられるという考えの人を
味方にしていくことが必要なのだと思うのですが。

結構多い人が、そういう考えを持っているのです。

怒りの行動は、そういう人たちを仲間から遠ざけます。
怒りの共鳴ほど怪しい共鳴はないし
長続きすることはことの性質上ありえない。

自分と異質な人たちをなかったことにされちゃあ
たまったもんでもないですし。

怒りは、その性質上、歯止めが利きにくくもなります。

そして、そのうっさんの投稿に、おみたんがコメントして
スポーツチームの指導者をしているのですが、
メンバーみんな個性があって、
一律に求めてもだめで、
そうして、その意見の違いっていうのは
必ず理由があり、
みんな意見が違ってもそれぞれ正しいっていうんです。

素敵です!

20年以上、人様の紛争にかかわって生活してきましたけれど、
最近、本当にそう思います。
どちらが正しいかというより、それぞれ正しいと思った方が、
解決の道筋が見えてくることが多いです。

みんなそれぞれ理由がある
言葉に出して、言ってもらえると感激してしまいます。
対人関係学のエビデンスですわ。

私たちの世代、私たちの年齢、
あっちぶつかり、こっちぶつかり
みんな手をつないで成長しているようです。

友だちのように歌い、友だちのように踊る
それが友だちなんだよね。


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コメント 2

うっさん

あらら、こんなところに私の名前が^_^;
いいブログです(^^)
by うっさん (2015-07-09 07:48) 

ドイホー

ありがとうございます<m(__)m>
こんど、使用料を現物で一献・・・

by ドイホー (2015-07-10 12:55) 

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