SSブログ

企画構想 うつ、不安障害、パニック障害、PTSD等から社会復帰のための事業 [自死(自殺)・不明死、葛藤]

<はじめに>
そもそもが、私の事務所にいらっしゃる相談者の方や依頼者の方が、
最近、とても優れた能力をお持ちの方が、多いのです。

構想力、企画力に優れていたり、
会計や帳簿に卓越していらっしゃったり、
専門的な知識を調査する能力が豊富だったり、
中には交渉力のすごい人もいらっしゃいます。

ところが、
職場や学校の対人関係に問題があり、
休職や休学をしている方たちなのです。
こういう才能を、こんなにも埋もれさせていたら
なんぼなんでも日本が沈没していくだろうなと
それはもったいないなということから
この人たちが、せめて
きちんとした再就職をするまででも
脳力を生かせるところがないだろうかということから
こんなことをぼんやり感じ始めたのでした。

<施設>
うつ病などで休職した人に対して
復職プログラムの一環として
慣らし出勤というものがあります。

この慣らし出勤の前段階というような感じです。

家庭と病院だけを往復しているところから
その二つとは違う場所に通うことで
毎日の出勤の訓練、準備をすることがあります。

図書館などを利用することも多くあるのですが、
その代りの施設です。
図書館のように一人で時間を過ごすのではなく、
誰かと何らかの関わりを持つ場所
を提供しようというわけです。

<スタッフ>
全員というわけではないのでしょうが、
多くの割合を
うつ病などの経験者の方に
スタッフとして参加していただくというのが特徴です。

経験者は、うつ病などで苦しんでいる利用者さんが
どのようにかかわってほしいかわかります。
また、利用者さんも自分の苦しみを体験した人ですから
自分の苦しみを分かってもらえるという安心感があります。

対等の相手ということで接することができます。
また、自分と同じ苦しみを持っていた人が
ここまで回復しているということを見ることができますので
希望を持つことができます。

スタッフの方も、本格的就労に入る前に
ある程度の収入を得ることができるとよいですね。
また、自分が他人の役に立っているということを
肌で感じることができます。

さらには、スタッフの経験を活かして
プログラムを組んだり、接し方を気を付けることができると思うんです。

利用者として想定している人は
他人とかかわることが怖い人、対人関係に不安のある人ということで、
うつ病、不安障害、適応障害、パニック障害、PTSDの患者さんや
統合失調症や双極性障害、解離障害の軽微な方
引きこもりの方などが対象となると思います。
治療を受けている方は、主治医の許可が必要でしょうね。
夫婦問題や家庭問題で悩んでいる人も良いかもしれません。」

そして大事なことは、本人だけでなく
家族もどうぞということでしょうか。
元うつ病の人の多くに
元うつ病の家族がいて、
家族同士で話を聞きたいということも
とても強いニーズがあるからです。

<どんなことをするか>
とにかく、そこにいていいんだということでしょうね。
なんか、不安になったら、行くところがあるという
自分の居場所になるとよいと思います。

治療はしませんが、
監修者のような顧問の立場でお医者さんにいていただくとありがたいですね。

基本的には、
話ができるところだと思います。

この場で、いろいろな悩みを相談して
専門家につないだり、自前の専門家が解決する。

専門家としては、心理士、カウンセラー、
弁護士や社会保険労務士、司法書士
なんかがいるとよいですね。

卓球など、簡単なスポーツができれば
子どもも来やすいかもしれません。

学習会も、ただ聞いていれば良いので
やりたいところです。
不安とは何なのかとか、自分に何が起きているのか
不安を鎮めるための、
自律神経訓練、呼吸法、ヨガ何かがあってもよいですね。

医師の処方により減薬している人の
応援というのも需要がありそうです。

子どもや高齢者の方々のための企画をする
ということもよさそうですね。
地域との交流も楽しそうですし、必要かもしれません。

ただ、基本的には、
何もしなくてもよいのだと思います。

自分の安心できる人と
安心できる距離を保って、
調子の良いときには話をして、
少しずつ社会性を取り戻せばよいのだと思います。

完璧をめざさない
効率を目指さない
絶対怒らないし、怒らせない。
失敗を財産にするような運用が必要であると思います。

自分が尊重されている
自分が尊重している
そういう体験ができる施設を考えています。

利用者の方が、
やがてスタッフとなり
新たなスタッフを要請しながら、
社会復帰する
時々非常勤でスタッフをしてもらいながら
時々は集まって近況を語りあう
そんな、コミュニティーを作りたいのです。

需要はかなり高いと思います。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0