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思い込みDVで子どもが引き離される前に、妻の病的興奮やヒステリーにて適正に対処する方法を覚えよう!誰が悪いということは何も解決しない。 [家事]

これは、大変難しい問題ですし、
本人の状態については千差万別ですから、
いつでもこれでいけるということはありませんが、

虚偽DVの関係で、
試論でも、草稿でも、メモでも
とにかく、形にする必要があると判断して
拙速覚悟で踏み切ります。

要するに、本当は暴力がないのに
暴力があったと感じてしまって、
被害意識が高まっている人が、
警察や、行政に相談にいくと
DVがあったとされ、
父親が子どもと妻と引き離され、
保護命令や離婚等裁判手続きが始まってしまう
ということを何度かお話ししています。

この場合、真実は簡単ではないのですが、
一つは、DVに苦しんでいる女性がいるかもしれませんが、
一つには、家族の精神障害、高葛藤に苦しんでいる
男性や子どもたちがいるかもしれないのです。

先日の私のブログの
【緊急提起】子どもの連れ去り虚偽DVが多発している。警察の違法、通達違反の民事介入
http://doihouritu.blog.so-net.ne.jp/2016-08-23
に対するコメントをいただきまして、
家族の視点ということの重要性をご指摘いただきました。

考えてみれば、
DV被害者も行政によって保護されなければならないけれど
精神障碍者の家族も、手厚い支援を受けなければなりません。
一度、友達の友達が、
奥さんがうつ病で、自分が働きながら世話をしているが、
どんどん自分も気がめいってしまって
いっぱいいっぱいになってしまっているという相談を受けました。

行政への窓口を紹介したのですが、
ある自治体ではそのような窓口があっても
別の自治体では支援体制がないということが
よくあることなので、
実際の解決はなかなか難しいことが多くありました。

躁うつ病の夫を持つ家族については、
そう状態で万能感を持っている夫からの
暴力や暴言、警察への拘束などの悩みも
現実問題はなかなか解決しません。
このケースは、ほどなく暴力沙汰となり、
措置入院となって、ようやく落ち着きました。

あるうつ病の母親が、娘を伴って相談にいらっしゃっていたのですが、
私が病院を紹介し、通院してもらっていました。
いつも娘さんは眉間にしわが寄っていて、
怖い表情をしていました。

通院して2か月くらい過ぎてでしょうか、
娘さんが若々しくなって印象が変わって尋ねてみたら、
母親が、後ろ向きなことをあまり言わなくなったので、
こちらもストレスがなくなったというのです。
確かに眉間のしわがきれいになくなっていました。

最初薬が会わなかったようですが、
症状に会う薬を処方してもらった結果だと思います。

これほど、精神障碍者の家族は
日常が苦しさの連続です。

思い込みDVの事案も
精神科医の医師や保健師に相談し、
奥さんの様子があまりにもおかしいということで、
(自分の財布からお金を抜き出していると
 死者から聞いているから間違いない
 その他の奇行、近所との不具合)
何とか治療を受けさせようとしても
病院に行くことができないという時に、
突如家を出て行ったと思ったら
弁護士から、離婚調停を申し立てるという通知がきて
居場所を探すなと言われてしまった
ということがあります。

専門家ではないので、
確かなことはいえませんが、
統合失調症疑いの人、
解離障害疑いの人
PTSD(原因不明)の一種の人
うつ病(焦燥型)のひと
等がいらっしゃいますが、

産後のホルモンバランスの変化や
自分の失敗の発覚を恐れたストレス型の人
原因不明の人等もいらっしゃいます。

厄介なことに、
怒りは夫に向かっているのです。
また、日常生活では明らかに奇行や
いわゆるごみ屋敷の状態になっているのですが、
弁護士や行政との話は
それなりにできるので、
相談者はなんかおかしいなと思いながら
(寄り添うと言う強迫観念があることもあり)
異常ではなく、ちょっと変わった人
これも夫のDVが原因だと
決めつけてしまうことが可能なようです。

ただ、保護機関の中には
投薬を義務付けるところがあるように聞いていますが、
そうだとすると、
妄想や、誇大的な受け止め方をしていることを
わかっていながら引き離している可能性があります。

さて、
興奮状態があって、いわゆるヒステリーが手を付けられなくて
どうしてよいかわからなくなると、

相手を制圧しようとしてこちらも興奮状態になったり、
怖さのあまり、家族が引きこもったり、
中には家出をするお父さん方もいらっしゃいます。

特に、夫の母親が比較的精神的に安定しており
ヒステリー症状を見たことがない人は
初めて見るヒステリー症状にたいそう驚きます。
この世のものとは思えない絶望を抱くこともあるようです。

そうして、
ヒステリー症状が収まった後に
何事もないように話しかける妻に対して
言い知れぬ恐怖や
怒りをともった呆れた気持ちを抱くようです。

こういう、葛藤が高まっているということを理解しないと
家庭が不幸に陥ります。
行政や警察が理解をしなくても、
家族は、家族の状態を理解する必要があるわけです。
そうすると、解決策が見えてくることもあります。

通常の状態で、相手が悪意があるわけではないので、
先に、家族というチームの状態として
上空から全体像を見下ろす理性が発揮されることが
解決の第一歩ということになると思います。

状態によっては違うのですが、
相手が興奮しているときは、
危険を感じているときが多いようです。
もちろん、相手は、それを自覚していません。

しかし、危険に対して
何らかの対処をしなければ自分が危ういと思って、
有効な方法が見つからず、
とにかく助かりたいという一心です。

こういう場合は、逃げるか戦うかで
安全な場所にたどり着こうとするものです。

戦えないと思ったら逃げます(たとえば引きこもりや遁走)が、
勝てると思ったら攻撃行動に出ます。
何かを攻撃することで、安心感を獲得しようとするわけです。

子どもや夫、家族を攻撃することがあるわけです。
つまり、怒りの原因に怒りは向かわないことは当たり前なのです。
本当は、病的な不安が原因ですから
自力では、合理的な対処方法は見つかりません。
何でもいいから勝てると思う相手に怒り、攻撃が向かうだけです。
また、一緒に暮らしていたら何らかの不満があるのは当たり前で、
怒りの原因が、本人や第三者が
家族、夫にあると思ってしまいやすい事情もあるわけです。

ですから第1に、ヒステリーの対象になり、
耳に痛い、思い当たることを言われていても、
そのような興奮状態の中での活路を求めているだけなので、
あまり本気で受け止めないことが必要な場合がありそうです。

相手は、ヒステリーのさなかにあっても、
本能的に、脱抑制の状態で攻撃をしてきますので、
遠慮という言葉を忘れてこちらの弱点を責めてきます。
だから言われた方もついつい反論してしまうわけです。

また、理不尽な、あるいは些細なことで
子どもに対して罵詈雑言等の攻撃をするので、
子どもを守るという意識から
カーッと興奮することもよくあることですが、
とりあえず耐えるということを
心の中で子どもに手を合わせてするという選択肢も
用意している必要があるようです。

子どもをかばうとしても
相手には、怒りの感情を見せない
ということが必要であるようです。

第2に、この不安の根源は、
家族から追放される
家族の一員として失格の烙印を押される
家族として尊重されない
という対人関係的不安のことが多いようです。

これは、自分の失敗などが引き金になることも
もちろん多いのですが、
統合失調症、うつ病、躁うつ病等の精神障害や
生い立ちからのヒステリーの学習、
思い出したくない強烈な出来事
他の対人関係の不具合(典型的な八つ当たり)、
それが解離の症状を引き起こすのではないか
という事例も結構あります。
また、産後うつや更年期障害という
ライフイベントがきっかけになることも多いようです。

それが、現在のヒステリーを止められないことで
ますます不安を募らせてしまうという
悪循環に陥っているような気がします。

結局、どんなことを言われても、
まっとうな原因のあることではないので、
とりあえずなかったことにして、
普段通りの日常を演じることが肝要です。

時折、あなたを嫌いにならない、
大事にしているというメッセージを提供する
ということが特効薬になるようです。

責めない、批判しない、笑わない。説教しない。
ヒステリーの時、子どもの精神的ケアは自分がみる
こういうことが有効なようです。
間違っても、子どもの前で責めないこと。

排除しようとしないということです。
また、日常的に、あなたは家族のかけがえのない一員だという
メッセージを送ることが重要であるようです。
これが、精神状態の悪化を軽減させると思います。

結構真に受けて、根に持つ人が多いように思います。
論破してしまったりしてね。
相手の不安は増大していくだけなのです。

正しさが弊害になるというのはこういうことです。
興奮状態になくても、
日常からあいてを
責めない、批判しない、笑わない、説教しない。です。
特に子どもの前ではです。

第3に興奮は一時的なものです。
対人関係上の不安が根拠なく起きているときはなおさらです。
興奮状態が収まると、
はなはだしい場合は、自分が興奮していることを
忘れている場合があります。

これはチャンスです。
何事もなく、普段通りに話をしましょう。
もちろん、努力してそうしましょうということです。

これができれば
相手方は、かなりの確率で
自分のことが尊重されていると思うようになります。
ただ、これは一回の経験だけではうまくいきません。

自分が安全なんだ、尊重されている
という学習を、積み重ねて安心を獲得する
ということになります。

第4に、ヒステリーを起こす人は
案外ヒステリーの相手に対しては
悪い感情を持っていない
「夫を愛しています」なんてことを
ぬけぬけという人が多いです。

自分が攻撃されているということは客観的事実ですが、
必ずしも、嫌われていない
ということは、慰めになるでしょうか。

そうやて、自分の欠点や弱点を
受け入れてくれるというで
自分が尊重されているという実感を持つと
家族というチームの一員だという意識が芽生えてきます。
家族のためにというモチベーションが高まることも大いにあります。

中には、結婚前に知っていたら
この人とは結婚しなかったと考える人もいるかもしれません。

しかし、こういうケースの一番の原因は、
やはり出産に伴うホルモンバランスの変化だと思います。

末子の生後2年以内に起きる場合は
そういうケースだと考えましょう。

そうだとすると、いとしいわが子を産んでいただいた
そのためにこうなったというならば、
頭を下げこそすれ、非難することではありません。

自分だって、それで傷ついているし
そもそも、抵抗し難い不安におびえているわけです。

また、もう一つ
夫が、妻の、些細なミス、だらしないとこと、
道徳や正義を尊重しないところを

責めたり、笑ったり、批判したり、説教したり
自分の優位さを見せつけたりしているとき、
こういうことが助長されたりするようです。

「正しい」夫の家事、育児が、思い込みDVを感じるまでに
http://www001.upp.so-net.ne.jp/taijinkankei/omoikomi.html

ただ、
一番言いたいことは、
行政や警察の考え方と違うところですが、

妻とか夫とか
誰かが悪いわけではない
ということを出発点として考え始めるべきです。

夫婦や家族の不具合が生じることは
人間ですから当たり前です。

また、両親と同居していなかったら
あるいは役に立つ仲人がいなかったら、
誰かが、いち早く不具合に気が付いて
強引に修正してあげる
という時代ではないということがあります。

夫婦や家族も孤立している
というべきです。

この時に誰かが悪い、
夫のDVが原因だということになると、
極めて予後が悪くなり、
一番の弊害に子どもの健全な成長の阻害
ということが起きてしまいます。

家族の平和のために、
子どもたちの健全な成長のために、
私なりの提起をさせていただきました。

もっと、もっと、理性的な議論が起きることを
切に願っています。

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通りすがり

通りすがりのコメントから、わざわざブログ本文の更新までいただき大変恐縮です。

日本の社会は、もっと精神疾患について寛容であるべきでしょう。欧米では統合失調症や双極性障害が題材となった映画などがたくさんあります。日本では数えるほど。差別・偏見が根強くあります。配偶者・パートナーが精神的におかしいと気づきながら、精神科の受診をためらう人は沢山います。「精神科に通うなんて恥だ」とすら言う人もいます。
統合失調症は100人に1人がかかる病気です。双極性障害(躁うつ病)は1000人に7~8人がかかります。うつ病はもっとたくさんの人がかかります。精神疾患は5大疾病の中に含まれるくらい、ありふれた病気なのです。

URLは統合失調症の掲示板から引用です。
地方裁判所から接近禁止令がでているのに、家裁の離婚調停では妻側から同居を求められ、接近禁止令を受けたはずの夫側が離婚に悩む事例です。もはやDV行政の支援など破たんしていることは明白な事例ですが、支援者たちは目を閉じ見なかったことにしているのでしょう。

「気分障害ハンドブック」という、うつ病や双極性障害に関する専門書があります。その公式ツイッターで呟かれた一文を示します。
https://twitter.com/MoodDisHB
「病にある人を愛し続け、同時に辛抱強く治療へと導くこと。これは家族に課せられた困難な務めである。」

本文中には、介護者はガンジーになれとか、キング牧師になれとかそんなことも書かれています。統合失調症やパーソナリティ障害の対応にも、通じるところはあるでしょう。とはいっても普通のサラリーマンの方に、ガンジーやキング牧師のようにふるまえと言うのは、無理があります。DV行政の支援者たちにも、その辺りは理解してもらいたいですね。

精神的に不安定になっている人を隔離するのではなく、家に駆けつけて(訪問して)解決するような方法がとれれば理想です。北欧のフィンランドで行われている、「オープンダイアローグ」というモデルのように。

不幸にも朝廷や裁判になってしまったようなときも、お互いに責め合うような展開は何も生み出しません。それをしなければ裁判に負けてしまうのかもしれませんが、「誰のせいでもない」ということを関係者すべてが理解して、解決策を考えることが出来るようになると良いですね。

by 通りすがり (2016-09-06 01:22) 

斉藤ママ

両性の平等委員会が業務提携しているカウンセリングでは
「配偶者に圧力をかけなさい」と教えているらしいです。
支配される側にいてはいけない、という事なのでしょうかね。

離婚カウンセラーやDV加害者治療カウンセラーは、
親団体にお金を払えば誰でもなれるもので、
学術的に根拠がある事を教えているわけでもないのに、
判例に影響を及ぼしているのは異常だと思います。
裁判官は早く気がついて認めないようにしてくれるといいです。
裁判所の事実認定にマッドな世界があるようですね。

by 斉藤ママ (2016-09-06 10:43) 

斉藤ママ

こんにちは!見つけました。DV加害者治療プログラムにこのような一節があるそうです。

「加害者の親類や友人、周りの人間から変わることを迫られるという状況になるのが好ましい」
http://dv-learn.net/f-kouza-400.html

私も配偶者の罠にかかったんですけど、親から殴られるようになりましたからね。
優しかった80歳の母親が、鬼のような顔をして、(生活費を払い面倒を見ている)私や小学生の娘に暴言するんですよ。頻繁に。
10分ぐらい殴られた時は辛かったですが、壊れた眼鏡代を弁償してもらいました。これで目が覚めたようでぴったりやめました。
精神病でもボケでもなかったです。
配偶者は頻繁に電話していたんでしょう。

テキストを作った中国人、とても恐ろしい事をする人たちです。日本人気を付けましょう。
長々と失礼いたしました。

by 斉藤ママ (2016-09-07 09:30) 

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