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第8回 わが子に会えない親の会開催報告 結局今の男女参画の離婚誘導政策は、女性の中でも一番弱い女性に鋭いブーメランとして襲い掛かっていること [家事]

第8回 わが子に会えない親の会開催報告

先日、第8回の例会を行いました。
基本的に6時半くらいから始まりますが、
みなさんが揃うのは、7時をだいぶ過ぎてからでしょうか。

居酒屋で行いますが、
お酒を飲めない方も複数いらっしゃるので、
お食事をしていただくということになります。
(親子丼がうまい)

いつものように欠席された方の近況報告を
幹事さんや私の方から行います。
第1回に参加しただけで
その後参加されない方も
マメに近況報告をくださります。

遠方に住んでいらっしゃるので
なかなか参加できないことは
みんな分かっています。

それよりも、
1回だけしか参加していないのに
自分の居場所だという意識を
持っていただいているなあということが感じられ、
この会を頑張って続けていくこと自体に
意味があるのかもしれないなあと思っています。
嬉しいです。

今回一番遠方の方は北関東の方でした。
お泊りかなあと思ったら、
終電でお帰りになりました。
わざわざこの会に出るためだけに
新幹線代金を使っていらっしゃっていると聞いて
これまた感激でした。

今回のビッグニュースは、
8回目にして初めて女性が参加されたことです。

わが子に会えないのは父親だけではありません。
母親も会えない方も多くいらっしゃいます。
私も3件担当しています。

やはり奇妙な共通項があります。
しかし、男性のケース(母親が会わせないケース)
よりも大分単純です。

父親が、母親に極度にやきもちを焼いていて、
些細なことをもって
浮気をしているのではないか
自分を見限ろうとしているのではないか
と疑い深くなっていて、
妻を攻撃してしまう、
妻は、わけがわからないで責められているうちに
精神的に圧迫されていくというものです。

最終的には、一人で子どもをおいて家を出されるのですが、
実際に大岡裁きみたいなケースもあるのですが、
やっぱり本当の母親は子供がかわいそうになり
手を離してしまうのですが、
21世紀の司法の元ではそれが今生の別れとなるわけです。

そうしているうちに家庭裁判所の案件となり、
継続性の原則が使われたり、
監護親の葛藤が高いことを理由に
裁判所が面会交流の提案自体を躊躇したり、
面会の約束が破られていくわけです。

今、無責任に、女性の権利を声高に叫んで、
「子どもを連れ去ったほうが勝ち」
という極端な現状追認を求めている人たちがいますが、
そのブーメランは、
婚家から追い出された
最も女性の権利を踏みにじられた、
最も弱い女性に突き刺さっているわけです。

会員さんの良いところは、
自分たちだって親に会えないで苦しんでいるのに、
自分のことそっちのけで、
新しい会員さんのことを
一緒に怒ったり、悲しんだりするところなのでしょう。

こういう時には、
自然と、
相手の話を最後まで聞くこと、
節目節目で共感を示すこと、
自分の提案はその後にしていること。
ということができるのです。
私も含めて。

なんかこういうところにも、
解決のヒントを見出したところであります。
当事者でなくても居心地の良い会ですから、
当事者の方が居場所だと思うのも
もっともなことかもしれません。

次回は、9月19日6時半からです。
参加希望の方は、土井までご連絡ください。

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