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出産前後の妻がいる夫こそ知らなければ始まらない。産後クライシス、産後うつ、思い込みDVとは何かということと、対処方法 [家事]


出産後に夫婦仲が悪くなることをよく見る。

夫から見ると、
自分のことを気にかけてくれなくなった。
何かと後回しにされ、はなはだしいと忘れられる。
不気味に口数が少なくなった。
妻が急に暗くなり、後ろ向きの発言ばかりするようになった。
実家の母親との連絡が頻繁になり、自分が蚊帳の外に置かれている。
わけのわからないことで相手の両親から注意を受ける。

そうして甚だしい場合には、
仕事から家に帰ったら子どもも一緒にいなくなってしまっていて
どこに行ったかまるで分らない
という事態も起きている。

そして、弁護士が入ったり、警察が入ったり、
調停だ、保護命令だということが始まる。
いったい何が起きたのかわからない。
自分は今までと何も変わっていないのに、
急に、妻の自分に対する考えが帰られてしまった。
誰かが妻をコントロールしているのではないか。

夫がそう考えることはよくわかる。
妻の出産後の変容についてはだいぶ研究が進められているが、
それが一般的に紹介されることがないからだ。
そのために無駄に夫婦は争わされて、
子どもはストレスフルな状態にさらされる。

出産によって、女性の脳機能は変化するらしい。
成人男性に対して、共感しにくい脳の活動スタイルになるそうだ。
これは誰しも多かれ少なかれそのような変化が起き、
2年くらいは継続すると報告されている。

共感ができないのだから、
夫との楽しい過去の記憶も引っ張り出すことは難しくなる。
妻にとってみれば
夫がどんな時に喜び、どんな時に怒り、どんな時に傷つくか
出産後はあらかじめ予想することができない。
不用意に行動することによって夫の怒りに出っくわし、
それが声が大きいとか、言葉が乱暴だとか
そういうことで、見ず知らずの男性がそういう言動をするように怖いのだ。
体の大きい男性に対して安心することができないようになってしまう。

これは、新生児の状態をいち早く自分のこととして察知し、
適切な対応をするための哺乳類全般の習性である。
だから、この傾向がはなはだしい場合は、
3、4歳の新生児の兄、姉に対しても
愛情を失かったかのような感情になり、
自分の子どもが可愛く感じないと母親を苦しめることがある。

決して出産後の母親がおかしくなったのではなく、
自然の摂理の範囲内であるのだ。

謎を解くカギが、この新生児の子育てにある。

妻は過剰なまでに不安になる。
この子どもをきちんと育てることができるだろうか。
こどもに何か不幸が起きるのではないか。
自分一人で育てなければならなくなるのではないだろうか。
(夫が急に幼く頼りなく見えてくる。)
お金は足りるだろうか
(実際は足りているが、病的にお金が足りなくなるという気持ちになりやすい。)
(また、かなり収入が高いご家庭でもそういう心配をするようだし、
心配だからと言って急に収入が上がるわけでもない。
これを真に受けて下手にじたばたすると、悪い方向に向かうことが多い。)

まるで夏休みが終わるときの中学生の心持に似ている。

研究ではこの状態は一過性のものだという。
しかし、悪意のある第三者がいる場合、
妻のあなたに対する不安は増強され、固定化されてしまう。
やがて、恐怖や嫌悪に変わる。

妻は、あなたと一つ屋根の下にいることが
わけもなく不安になってしまうのだ。
妻に落ち度があったり(借金、不貞、対人関係の難)
子どもに障害があったり、
精神的な影響を与える疾患が元々妻にあった場合は
その傾向が強くなり、病的なまでになることがある。

こういうことの常であるが、
妻は、自分の感じ方が変わったということは自覚できない。
自分は何も変わらないと思っている。
だから、産後クライシスや産後うつを自覚することはない。
だから、だから、産後クライシスや産後うつの対策は
妻に任せていては絶対解決しない構造があるのだ。
夫こそが理解して、夫こそが解決しなければならない。

人間はあらかじめ最悪の事態を想定することが苦手なようだ。
最悪な事態が来てからそれが最悪の事態だと知ることができる。

何も起きないうちから、
しかもこれから子どもが生まれるという喜びの中で
この長ったらしいブログ記事を読むということは
あまり期待できないことかもしれないが、

誰か周囲の人に読んでいただき、
若い夫の相談に乗ってもらえば幸いである。

では、夫の側で予防に効果がある行動はあるのか。
脳の機能が変容するならば、運を天に任せるしかないのか。
誰にでも、子どもを産んだ女性には変化があるが
個性によってだいぶ違う。
それでも、子どもと妻が自分のもとから消えてしまうという
最悪な事態を回避する方法があると思う。

実はすでにヒントは出してある。
それは、夫が出産前と同じ態度をしているところに問題があるのだ。

妻の出産前と妻の出産後では、夫は態度を変えなければならない。

妻は出産によって、新生児に共感力を集中させてしまい、
大人の男性に共感をする力を失う。
その結果、夫に対する安心の記憶をなくし、
不安を抱くようになる。

そうだとすれば、
楽しかったことを思い出させるのではなく
夫は新たな「安心」の記憶を少しずつ刷り込んでいく
という発想での行動が最も有効な方法である。
過去を思い出させるのではなく、
未来を一緒に作っていくという発想だ。

あなたの声の大きさ、話すときの言葉のチョイス
こういうものは、出産前は通用しても出産後は使ってはならない。
出産前の妻と、出産後の妻は別人なのだ。
やさおとこが話すように、少々わざとらしい話し方でよい。
お手本は、どうやら韓国ドラマらしい。
冬のソナタのヨン様の話し方を、
あなたの同一性を損ねない範囲で努力してマネすることが賢明なようだ。

体調を気遣い、代われるものは代わってあなたがやる。。
これを言葉にしないで黙々とやっても意味がない。
「私がやるよ」言って行うということが肝心だ。
安心の記憶を刷り込むためだからだ。
自分の点数を稼ぐためではなく、妻を安心させるためだ。

一番有効なことは怒らないこと。
出産後、妻はあなたの気に障る言動をすることが多くなる。
しかし、それはあなたに共感できないのだから仕方がない。
悪気があるわけではない。新生児を育てるためだということを理解しよう。

妻の失敗を、にこやかに受け流す。これが有効だ。
妻はあなたは自分に何も危害を加えない人間だと
少しずつ理解していくだろう。

それから、妻は動作が鈍くなることがある。
急がされることが苦手だ。
夫はわざとゆっくりやって、時間がないと言っているのか
と思うけれど、仕方がないと思うしかない。
妻が遅れることを計算して段取りするしかない。
そしてすかさず、「急がなくてよいよ」というと効果的である。

妻の行動を批判しないこと。
妻に対してあれをやれこれをやれという指図をしないこと。
出産後1年は確実に仕方がないだろう。

掃除をしないで不衛生なら夫がやるしかない。
その時もにこやかに行う。眉間にしわを寄せてはいけない。
片付けられていない部屋は、夫婦と子どもしかいないなら当然だ。
そういう風に思うべきみたいだ。

体力的なこと、夜泣きへの対応、
仕事がきついけれど、夫の仕事だと割り切るしかない。
どうやるのか、
無理をするのである。
子どもが生まれて1年半くらいは、家庭で無理をしなければならない
そういう風に先輩から私は言われた。

覚悟を決めていたから、無理はしたけれど
あまり精神的な苦痛を感じたことはなかった。
肉体的には苦痛だった。
だから、家庭で無理をしなければならないので
仕事では、無理ができないと割り切るしかなかった。
当時の仕事仲間には感謝しかない。
いまだに義理を感じている。

人間の場合、猿から別れて600万年の間
子どもはみんなで育てるというやり方を貫いてきた。
今はなかなかそうはいかない。

同僚の協力を得る。お互い様でやる。
現代では、こういう形になるのだろう。





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