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千字式第1回 性格の不一致、価値観の違いの本当の意味と、家族を安心させるという価値観 コロナ禍を活かした家族メンテナンスのヒント1 [家事]



離婚の一番多い理由は、性格の不一致、価値観の違いだと言われています。
でも、夫婦の性格や価値観が同じだということはあり得ません。
離婚をしたいもっと別な真実の理由があるはずです。

実務における「性格の不一致」を突き詰めてみると、
自分の行動が肯定されない(感謝されたり褒められたりしない。)。
自分の行動の足りないところだけはこまめに指摘してくる。
自分の弱点や失敗をフォローしてくれないで責める。
こういう状態が続いているということみたいです。

例えば風呂場を洗ったとしましょう。
中腰で力を入れて洗いますからかなり疲れます。
でも頑張ってだいぶきれいになったとします。
それでもねぎらいの言葉の一つも言われないで、
汚れが落ち切れていないところを指摘だけされれば頭にくるでしょう。

例えば色々下準備をして料理を作ったとしましょう。
おいしいねとかいう言葉はなく、
塩分がちょっと多いなどという否定的側面だけをコメントされれば
何だったんだあの苦労はという気になりますよね。

相手の人も間違ったことは言っていないのでしょう。
だから言われた方もなんとなく従うわけです。

しかし、だんだん何をやっても批判ばかりされ、
こちらの要求はことごとく跳ね返されてしまうと、
だんだん無力感が強くなってくるようです。

相手を見るだけで、
自分への批判が飛び出すのではないかと緊張が高まるようです。
そして、その緊張が緩むことが無ければ、
相手は自分を攻撃する存在だと無意識に受け止めてしまい、
一緒にいることが苦しくなります。

これが、「一緒の空気を吸いたくない」という気持ちに高まるわけです。

職場やSNSでも、問題点だけを指摘してくる人っていますよね。
それが家庭の中にいたら逃げ場がなくなります。
地獄になるわけです。

この対策は案外簡単です。
わざとらしくても構いません。感謝を言葉に出しましょう。
探し出してでもほめましょう。
馴れてしまうため、相手をほめようとしなければ良いところが見えなくなっているようです。
多少の異論があったとしても
「あなたの言う通りでお願いします。」という言葉を増やしていきましょう。
合理性や正義よりも、
家族が安心することに価値を置くという価値転換を意識しましょう。

あとはやるかやらないかだけの問題です。

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