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弁護士同士は仲が良いの?私の事件は大丈夫? [事務所生活]

大丈夫です。
仲が良いといったって、自分の事件は自分の子供みたいなものですし、
負けず嫌いじゃなければ、弁護士になれませんので、
事件について、手を抜くということもありません。

ただ、当事者同士みたいにいがみあったり、感情的になったり
ということはありません。
感情的になってしまっては、自分の能力の発揮は無理だし、
依頼者の利益になる方向への活動ができなくなります。

代理人同士、冷静に、
この事件はこう解決したほうが良いのではないか、
ざっくばらんに、このくらいまでは譲歩できるけれどそこまでは
という話をすると、じゃあそれで説得してみますか。
といって、話がスムーズに解決することができます。
話し合いが無理な場合は、すいません無理です。
でしょうがないわけです。
弁護士が感情的になっていたら、
まとまるものもまとまりません。

弁護士が感情的になっている場合ももちろんあります。
しかし、この場合は、感情的になったほうが良いなという
計算をした上で、感情的になっています。
特に、裁判所で感情的になっているときは、
今後のこともあるので、よほどのときであります。

あと、先輩後輩というのも弁護士にはあります。
大学の先輩後輩、研究会の先輩後輩など。
しかし、事件においては、対等平等が弁護士の良いところです。
どんなにキャリアが違っても、敬語で話をします。
事件において、特に依頼者の前で先輩風を吹かせるのは、
職業人として失格で、そんな弁護士は相手にされません。

ただ、事件ではなく、弁護士会の仕事では、
割と体育会的で、先輩後輩の雰囲気が漂っています。
飲み会なんかでも、先輩風を吹かせることは歓迎されます。
歓迎される場面は、もちろん会計のときですが。

私なんかは、あまり人間関係が窮屈なのが苦手なので
弁護士になったくらいですから、
ちょっと弁護士会ではアウトサイドが居心地がよいのです。
4月から始まった役員ですが、
そろそろアップアップです。
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