令和の夫(妻)のTIPS 5 写メの勧め 良いこと日記 [家事]
前回の続きで読んでくださると幸いです。
お金と時間と神経を使って非日常を体験したならば、楽しいものにしないと意味なくてもったいないですという話が前回でした。
今回は、さらに、楽しいものにするチップスということになります。
前回のおさらいとして、「楽しかったね。」、「また行こうね」という言葉を口に出すことと、何か探してでも相手に感謝することで、多くの時間は疲れていたり、或いはニュートラルな感情を過ごしていても、全体として楽しかったイベントになっていきます。
今回はさらに写メで記録をするということのご提案です。
男性は女性と比べると写メを取らない傾向があるようですが、意識して写メを取っておくとよいです。きれいな風景、楽しそうな笑顔、すかさず画像をラインなんかで共有するといいと思います。
自分が楽しい、美しいと感じたときにシャッターを押すのも悪くないですが、自分ではなくて家族が楽しそうにしている姿を画像や動画に残すというひと工夫がとても効果があります。
その画像をふと見て、「ほら、この時楽しかったね。」とか、また行きたいねというと、一度の旅行代金で二度も三度も幸せに浸ることができます。
人間の記憶なんていい加減なものです。本当はその名所に行くまでに小雨に降られたり、ずいぶん歩いて疲れ切っていたりしても、景色が広がったときに物珍しさで笑顔になったりします。そこをすかさず画像で切り取れば、楽しかったことだけが思い出されたりします。
あるいは、最初は豪華な食事だと見栄えのする料理の写真を撮っておくと、実際は味はイマイチだったというときでも、豪華な食事だったという記憶だけが定着するものです。
逆に嫌なことを写真で撮ってしまうと、反復して嫌な気持ちが定着していきます。直ちに消しましょう。そして自分の記憶からも消すことの方がよいのではないでしょうか。
また、楽しいか楽しくないかなど、それほどはっきり色分けできるわけではありません。野球の楽天の試合を観に親子で行って、負ければがっかりして帰りますけれど、弁当食べながら親はビールを飲んで、子どもはジュースを飲んだりしたこと自体が楽しいということはあると思います。星空がきれいだったというところに感動したりしたこともあると思います。
だったら、せっかく時間とお金をかけてレジャーをしたならば、良いところだけを記録していくことが一番お得な話で間違いないと思います。
私も日記を書いて20年になりました。喧嘩したことなどは書かないようにしています。大事な出来事は記録するとして、楽しかったこと、努力したことは探し出してでも日記につけるべきです。もちろん、家族がオープンに見ることができる日記にするわけです。喧嘩したことについて、特に何も書いていないならばほっとするのではないでしょうか。
「よいこと日記」と称して、読み返して楽しい、懐かしい、安心するというのを一日5分かけて数行書くだけで、自分で書いていても良い家族だな、愛すべき家族だなと感じてくるものです。
肝心なことは「心は後からついてくる」ということです。楽しかったことだけをクローズアップして反復しているうちに、楽しい家族だなと、愛すべき家族だなという心が生まれてくるわけです。
そして大人ならば、そういう風に「自分で自分のこころを作っていく」ということを意識的に取り組むべきだと思います。
なぜならば、大人はそれができるし、その方が人生楽しいからです。
2024-04-10 13:17
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