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うつ、自殺対策は、他人ごとではないから。 うつの縁から脱却した三篇 [自死(自殺)・不明死、葛藤]

うつや自殺が他人事だと言える人は
素直に自分の幸せを感謝するべきだと思う。


「梅雨の晴れ間のころ」

白い色は、緑の色たちの中に生れます。

緑の色たちは、いつもきちんとしていて、
微笑みをたたえ、
がんばりやさんです。
でも、他人のまちがいも許せないというところがあります。

白い色は、ほっておくと、みんな受け入れてしまうから、
緑の色たちは、白い色を大事に大事に守っています。

白い色は、緑の色たちに守られているときは、
いつまでも、いつまでも、静かに、静かに
白くたたずんでいるのです。

なにかの拍子に、
白い色が緑の色たちからはぐれてしまうと、
白い色は、
自分が白であることを、
一生懸命叫びます。
白い色は、白くなりすぎて、
たおれてしまうのです。

緑の色たちは、
芯が強いので、どんなに風に吹かれても、
また、元に戻るのですが、
自分の中に別の何かをみつけたとき、
緑でないということで
たおれてしまうのです。

黄色は、
緑の色たちの中で、
それを受け入れることができたものが、
黄色に生まれ変わります。

でもまれに、
白い色の中で、
黄色が生まれる時があります。
その黄色は、小さな小さな丸い形をしています。
その小さな体に似つかわしくないほど、
力いっぱい輝きます。
永遠にかわらないかのように
力いっぱい輝くのです。



「絶望を感じた時」

絶望を感じたとき
絶体絶命の破綻がくるとき、
一日でも間があるならば、
忘れたふりをしよう

蒲団に入れるならば、自分の強運に感謝しよう
ぐっすり眠れなくても、2時間だけでも眠ってみよう
先ず、目と目の間の力を抜いて、
唇の力を抜いて、
目の両端の力を抜いて、
両腕の力を抜こう。
別のことを考えたとき、眠れるかもしれない。

そして、何かに感謝しよう。
今日、部屋の中にいること、
物を食べたこと、
幸せだったことがあること
したたかに感謝しよう
そして、口の端だけでも、むりやりでも、微笑んでみよう

そうすれば、何度も押し寄せてくる絶望を
これまでと少し違う形で受け入れることができるはず。

くよくよしたってはじまらないとカラ元気を出すことができたり、
絶望に対して怒りを持つことができたり、
平板な人生よりも起伏があることを味わえるようになれば、
愛する人のために生きていく方法が見つかる。




「許すということ」

自分の罪に悩み苦しむ人も
許されることによって生まれかわることができる。
新たな人生を歩き出す。

だから
罪を許すことは
神々しいことであり、
母親がわが子に命を授けるときのように
苦しみと痛みを伴う

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