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日本初 医師会と弁護士会の自殺対策のコラボ企画が動き出す [自死(自殺)・不明死、葛藤]

昨日、仙台市内のホテルで、
東北大学教授松岡洋夫先生の
うつ病と自殺対策ー弁護士が知っておくべきうつ病の基礎知識
という講演会がありました。

これは、宮城県医師会と仙台弁護士会(宮城県の弁護士会)が
自殺対策に対して、継続的に共同して取り組むことを決めての、
第1弾企画ということになります。
このような企画は、日本で類例が無いはずで、
日本初ということになります。

弁護士を対象とした講演会でした。
約100名が参加しましたから、
驚くほどの大成功でした。
ちなみに仙台弁護士会の弁護士の数は330名です。
弁護士のうつ病に関する関心の高さが物語られています。

参加者の発言にもありましたが、
自殺が予見される中小企業経営者が相談に来て、
何度も病院に行くように説得したけれど、
結局、病院に行かないで自殺したという話や、

裁判の証人尋問の翌日に自殺したという話がでて、

弁護士が自殺の入り口に立ち会っている
ということを改めて知らされました。

松岡先生のお話は、
脳科学の問題から、新型うつ病、
政策としての自殺対策と盛りだくさんな話題を
静かな語り口で、簡潔にまとめられ、
聞きごたえ十分でした。

都合が悪くて行けなかったという弁護士も多く、
また、今回の話を少し砕いて解説するということも必要なようで、
多いに腕を振るおうと思っとります。

しかし、講演開始10分前は数名しかおらず、
どうなっちまうんだろうと思いましたが、
良く集まりました。
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