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緊張こそ不可欠 リラックスではだめ 証人尋問 [民事・消費者]

証人尋問や裁判官面接で、依頼者と裁判所に行くとき、
かなり緊張している方が多いのですが、
緊張したらどうしようとして緊張している方も
むしろ多いようです。

どんな方にも、緊張してくださいといいます。
事件によっては、自分の一生を左右することになるので、
緊張して当たり前です。
そういうと、逆に緊張が少し解けるようです。

緊張して口数が少なくなる方がよいのです。
証人尋問など、裁判官の前で話す場合は、
事前にいうべきことを陳述書という書面にして出してあるので、
何かを言わないことで、不利益になることはあまりないです。

逆に緊張しないで、余計なことをどんどんしゃべることは、
裁判官に良い印象を与えないし、
真実と違うことをどんどん言ってしまい、
修復不可能になってしまう危険もあります。

本当は緊張しないなんてことは無いと思うので、
緊張を自覚しないだけなのかもしれません。

大事なことは緊張して、緊張を自覚すること
と整理できるかもしれません。

だから、事前の打ち合わせで、
緊張しそうですと相談されるときは、
緊張するのが当たり前だから、
緊張するのは問題ありません。
むしろ、緊張して私の質問だけ聞こえるくらいが
ちょうどいいのです。
裁判官の前で、自分が緊張しているなと
感じることができれば、
80%以上は成功です。
ということにしています。

緊張してくださいと言った方が、
過度の緊張をほぐして、
程よい緊張状態になるようです。

長嶋茂雄さんが、
プレッシャーが強いほど、プレッシャーを楽しめる
と言っていましたが、
それはよほどの天才で、普通の人はそうはいかないでしょう。

おそらく頭一つ抜き出る人の
共通の才能なのでしょう。

体をリラックスさせるというのはスポーツでは
大事なことかもしれませんが、
気持ちまでりラックさせては、
その一つ上まで行くことはできないのでしょう。

証人尋問はそこまで、高度な話ではないので、
弁護士に任せて、十分緊張していただければ
やるべきことはやれるはずです。


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