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職場の自殺110番 3月5日開催です。なぜか自殺対策で取り上げられない職場の自殺 [労災事件]

来週3月5日土曜日に、
過労死弁護団で、
職場の自殺110番を開催します。

http://karoshi.jp/

かなりの数の地域で開催されます。
18都道府県だそうです。
静岡は東部、中部、西部、
神戸は兵庫と姫路でも開催されるようです。
各地の電話番号は、
上記頁の中ほどのボタンを押すと出てきます。

ちなみに仙台は、固定電話のほか
090-1397-0869
の常設携帯電話でも相談を受け付けていますので、
ソフトバンクの携帯からは、
通話料金も無料です。

転送システムを稼働させているので、
ある程度の同時相談も可能です。

全国も、宮城も、これだけ熱心に取り組むのは、
今の自殺対策ブームの中で、
なぜか、職場の自殺だけが、
後景に追いやられているという危機感が
あるからです。
お医者さんは職場のうつという観点から
取り組まれている方が結構いらっしゃり、
昨年、日本医師会雑誌でも特集が組まれたりしています。

自殺対策とうたっていても、
認定されただけでも過労自殺が多いのに、
なぜか職場の自殺を取り上げるところが少ないのです。

労災を担当する弁護士としては、
そう感じてしまっています。

ところが、
昨今の過労死の相談事例は、
多くが過労自殺となっていますし、
職場でのストレスによる精神的疲弊が、
家庭を崩壊させている事態を
目の当たりにしているのです。

職場のストレスは、様々です。
パワーハラスメントあり、
細かい作業で、わずかのミスが
会社に重大な損失を与えるのに、
一人で担当させられるという緊張感を強いられたり、
不得意な仕事をあえてさせられたり
中高年のパソコン作業とか、
顧客からの無理難題を
一人に押し付けるとか、
書類の偽造を押しつけられたりとか、

それが一過性のことではなく、
日々繰り返され、
助けがない。
嫌と言っても退職するわけにもいかない。

そんな中で、精神的に疲労が蓄積していっているようです。

職場の自殺相談、
国がやらないなら、私たちがやりましょう。
いややらなければならいということで、

やったらどうだろうかというメールに、
各地の過労死に取り組む弁護団が
二つ返事で、じゃあうちもということで、
18都道府県、21か所の相談会が
あっという間に参加を決めた次第です。

宮城県も10名近い弁護士が参加します。

ただ、ここだけが相談機会ではなく、
もちろん過労死弁護団のホットライン、
仙台の水曜日のホットラインも
あわせてご利用ください。

もちろん当事務所の労災無料相談も
引き続き開催中です。
3月5日を待てない方、
3月5日をのがした方、
各相談窓口をご利用ください。

全国一斉にやるということで、
マスコミに取り上げてもらうというような、
そういう効果も期待している
ということもあります。

宮城が火曜日記者会見なので、
その準備方々記事投稿となりました。


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