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原発の放射能の影響(仙台)に関する川島隆太教授の見解と二つの立場の方向と報道姿勢と [災害等]

河北新報は、今、無料でネット配信を行っています(偉い)
http://jyoho.kahoku.co.jp/2011eq/

これには配信されていませんが、
まだ、この記事作成の段階では、
本日(21日)の朝刊の3面に、
あの川島隆太教授が放射線の影響について
述べられています。

それによると、
やはり放射線量は、0.2~0.3マイクロシーベルト
で推移している。
複数の実際の測定値で検証されているようです。

そうすると、年間被ばく量は、
2.6ミリシーベルト、
我々が自然に被ばくしている量と変わらないというのです。

安心していいということですね。
そして、科学者が、
絶対安心と言えない理由は、
要するに
科学者だからそう言っている
ということでだということを言ってくれています。

川島隆太教授偉い!
科学者が、こういう解説をもっともっとして欲しいと思います。

(ただし、ここでいうわれわれは、
世界規模での話であろうと思います。
世界平均は、年間2.4ミリシーベルト
ブラジルは、年間10ミリシーベルトの地域がありますが、
白血病が特に多いということではないようです。
仙台は、通常は年間1ミリシーベルトくらい。

要するに世界標準では、
全く問題ない被ばく量だ
ただ、日本の通常の状態よりは多い
ということに過ぎません。)

また、別の人の話ですが、
放射能や復興について、
二つの方向の考え方、立場があるということが指摘されていました。

一つの方向、立場は、
原発の事故の影響を最小限とする対策を行っている立場、
この立場は、
細心の注意を払って、
あらゆる心配、事態を想定して、
最善を尽くす立場です。
この立場からは、ネガティブな心配が次から次へと
出てくるわけです。
そうしないと、安全を構築できないからです。
ただ、みんながこの立場になると
世の中恐ろしくなって、気が狂いだすわけです。

もう一つの立場は、
人々を励まそうとする考え、
今生きていくために余計な心配を排除し、
やるべきことを遂行しようとする立場です。
さあ、がんばろうということで、
これが無ければ、やれることもできない状態になりますが
楽観的過ぎて、
注意すれば防げることも防げなくなります。

情報に対しては、
どちらの立場からの情報なのかをよく見極めて、
悲観的にならず、楽観的になりすぎず、
賢く生きることが必要となりそうです。

そう言いながらいきなり感情論ですが、
私は、福島第1原発に関しては、
あれだけみんながんばっているのだから、
(政府さえ邪魔しなければ)
大丈夫、再臨界はないと結論付けています。

この二つの立場から見えてくるのは、
マスコミの姿勢の理由です。
いきなり悲観的な立場からの解説や、
ネガティブなところだけを取り出して強調する姿勢が
あまりにもひどすぎるのですが、
要は、政府や東電等
これから、細心の注意を払って、
あらゆる悪いことを想定して
修復をしなければならない立場の取材ばかりしているから、
そういう姿勢にならざるを得ないわけです。

そういうネガティブなところを
突っつこうとするわけです。

報道に関しては、
良い側面を良いと
きちんと事実を告げて欲しいと思います。
その上で、ネガティブな側面も報道することは
仕方のないことなのかもしれません。

ただ、それを受け止める我々は、
それは、修復しようとする立場の方向だと
きちんと咀嚼して、
子供たちや年寄りに教えてあげることが必要だと思います。




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