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2度の震度6で学んだ、子供の成長にとって母親が「住居」以上の役割を果たしていること [家事]

大人にとって、住居が安住の地であり、
自分がいるべき場所だから、
この「住居」が失われることで、
生体リズムのバランスが崩れ、
うつなどの精神的影響が出るということを
昨日書いたわけですが、

こどもにとっては、
それは、母親なんだろうなと、
小さければ小さいほど母親なんだろうなあと
妄想が広がりました。

要するに生まれる直前は、
卵から母親の胎内で、驚くほど速いスピードで
質的成長というか、進化というか
しているわけです。

もう、ほとんどストレスが無く、
副交感神経の塊みたいな
成長ホルモン作動システム
みたいな感じなのでしょうね。

外に生まれてきたからと言って、
体の記憶みたいなものはあるでしょうから、
母親の胎内のような環境が落ち着くわけです。
抱っこして、心音を聞かせて、
静かに少しゆすってあげる。
そうすると泣きやんで、眠るわけです。

このような環境で、
副交感神経が活発になって、
成長を続けて行くわけですね。

乳児が幼児なったって、
その言葉にならない安らぎの感覚の
記憶が残っているわけです。

自分が戻るべき場所というか、
自分がいるべき場所というか、
もしかして大人が住居に依存している感覚以上に、
子供が母親に依存しているのかもしれません。

幼児が児童になって行くにつれて、
母親だけでなく、父親や、祖父母、兄弟なんかが、
分担して安住対象を引き受けて行くのだと思います。

そうすると子供が、
母親から、ネグレクトされたり虐待されたりすると、
安住の場所がない、あるいは不安定になってしまい、
安らげる場所がないということになります。
自分がいるべき場所がないというか。

そうだとすると、
大人が、毎晩震度6クラスの地震がある家に
帰宅して、振り子の住人とならなくてはならないような、
自分の家にいることが苦痛な状態を
子供が味わっているのだろうと理解できるのではないでしょうか。

そうだとすると、
子供は成長しずらい、
副交感神経が働かない。
脳の一部の発達が有意的に低下し、
ストレスに対する耐性が弱くなる
ということも、最ものような気がします。

子供が小さければ小さいほど、
母親のアタッチメントが必要だということは、
自然に理解できるような気がします。

乳児の時は抱っこされることによって、
胎内を感じるでしょうし、
もう少し大きくなれば、
ぬくもりや、息遣い、におい、
なでられる感覚で、
胎内での感覚の記憶を
必要な範囲で感じるのでしょう。

それが成長の保証となるのでしょう。

地震や、社会不安の中で、
子供たちも不安を感じていると思います。
退行現象も見られているでしょう。

こう考えると当たり前のことかもしれません。
小学校くらいまでは、
抱っこして、安心させた方がよいかもしれません。
親が抱きしめることで、
安心できるなら、大人より簡単といえるかもしれません。
子供の年齢が小さくなるほど、
(悔しいですが)、母親でなければならない割合が
大きくなるのですね。

生まれる前から親なんだから、
母親が偉大なのはしょうがない。

なお、小学校も高学年になると
既に、おっさんだし、ねえさんがたになりますので、
無理に抱っこしようとすることは控えた方がよさそうです。

家も親も無けりゃあ無くても良いという
繁殖期の特徴がではじめてくるからですね。
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