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両陛下宮城県の被災地に、避難所に。水仙の雅な本歌取り。 [災害等]

4月27日両陛下が宮城県にいらっしゃった。
ただ、ただ頭が下がる。

昭和8年生まれという記憶なので79歳。

自衛隊機は、旅客機ではなく、軍用機だから
乗り心地なんて考えて作られていない。
急の拵えはしたと思うが
さぞやお疲れのことと思う。

ヘリコプターだって、
騒音と振動が激しく、
何より、臨場感がありすぎて、
私は怖くて乗りたくない。

平然と避難所を巡られたご様子は驚嘆の一言だ。

迎える村井知事以下の皆様も
緊張と準備で大変だったと思うが、
それ以上の効果があったはず。

南三陸町は、
年配の方がいる御宅は、
結構皇室の写真を
茶の間に額に入れて飾っているところがある。
家内安全、一族繁栄の
象徴というか、お札のように
素朴に飾っているようだ。

そこへ、両陛下がきて、
膝まづいてお話しをしたのだから、
本当に心の底から
感激したことと思う。

膝まづいたり、立ち上がったりするだけで
かなりお疲れになったはずだ。

また、マスクもしていない。
ヘリコプターは相当激しく
粉じんを巻き上げていた。

仙台の避難所だったと思うが、
津波で家も何も流されたご婦人が、
それでもその庭に水仙が咲いていたといって、
皇后陛下にその水仙の花束を献上した姿が
テレビで映し出された。

神戸大震災の際、
皇后陛下が、水仙の花束を
がれきの町に供えたことが
あったそうだ。

なんか、平安時代の
有名な本歌とりの歌が生まれた
現場を見たような、
雅な気持ちになった。

ご対応も、
感銘を受けるものだった。

両陛下は、
福島、岩手も巡られるそうだ。

どうか、ご無理だけは
くれぐれもご無理だけは避けていただきたい。

ご年齢を考えると
体力的に極めて過酷な行程であったと思う。


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