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日本にいる非正規雇用のみなさん、結束しましょう。 [労務管理・労働環境]

万国の労働者よ団結せよとおっしゃったのはマルクス氏でしたよね。
そのスローガンのもとメーデーが開催され、
1日8時間労働制等が実現したんでしたっけ。
なんか忘れちゃったい。
クイズで出されると自信があるのですが・・・

日本の労働組合は、企業別労働組合が多く、
労働相談を受けていて、裁判よりも労働組合で解決した方が
適切な事案かもしれないというと、
うちの会社には労働組合が無いんですとよくいわれます。
労働組合には、一般労組、合同労組、地域労組とかいう名称で、
その地域に住んでいる人ならだれでも加盟できる労働組合もあるんです。

それはともかく、主流は企業労働組合で、
かつ、正社員だけが労働組合員になれる組合が多いから、
派遣労働者やパート、有期雇用労働者は
労働組合に入れないことが多いようです。

まあ、当初は、それも非正規雇用労働者を増やす
一つの目的だったわけです。

現在、労働者の人数が、失業などのために低下し、
相対的に労働組合の組織率が上がっているようですが、
まだ20%を割り込んでいるようです。

組織されていないことが、派遣労働者の派遣切り等の
原因にもなっています。
派遣労働者等を、正社員の労働組合に入ってもらえば、
色々なことが解決しますが、
それもなかなか難しいようです。

派遣社員の若者を、労働組合の活動スタイルになじませるのも
なかなか難しいというところがあるようです。

この際、無責任な話ですが、
派遣社員がまったく新しい労働組合をつくってはどうでしょう。
最低限の人数の専従職員が確保できれば、
会議や情報伝達は、すべて携帯サイトメーリングリストで行う。
執行部は管理者を兼ねる。
集まらなくてよい。好きな時間に意見表明ができる。
自由な、しかし、メール等のおきてを守り、
おそらく我々の年代には理解できない規律で
かなり影響力のある労働組合ができるように思われます。
集まれないなら集まるな。
話ができないならメールでね。
意思決定はインターネット投票、
除名や統制処分の代わりに、メールでの制裁

おそらく、若者の組織離れは、
若者のアウエイを理解できない年寄りにも問題がある
ようにもおもわれませんか。
従来の方法論、組織論には、
どうしても軍隊の影が見えるのです。
年寄りが我慢していることも
若者にとってはパワハラと拒絶するものもあるようです。
なんとなく、わかるところも無いわけではありません。

よばれれば、年寄りの論理をお話しにまいります。
共通する問題もあるので、勉強になることは間違いないです。
何をエッセンスととらえ、何を不合理ととらえるか
若者に選択を任してみたら面白いと思っています。

そして、派遣労働者やパートなどの非正規雇用労働者が
結束して、自分たちの共通の要求を掲げれば、
日本は一気に変わると思うのです。
団結しないまでも、結束するだけで
大きな可能性ができてしまうと思うのですが、
夢物語でしょうか。
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はっこう

はっこうです。
初めまして。
私はブログにも記事を書きましたが「ベーシック・インカム」に期待を寄せています。

by はっこう (2009-12-16 08:46) 

hirorin

はじめまして。
これまでも、ありがとうございます。
ブログ初心者で、
わからないことばかりなので、
これからもよろしくおねがいします。

by hirorin (2009-12-17 06:38) 

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