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駐車場も隠れた交通事故多発ゾーン [交通事故]

危険ゾーンとして有名な個所は、やはり交差点でしょう。
これまでも、お話してきたところです。
知られざる危険ゾーン、交通事故多発地帯は駐車場なのです。
こちらは、さすがにスピードを出していることが少ないので、
大事故というのが少ないので、
あまり話題にならないかもしれません。

しかし、隠れた交通事故の名所なのです。
そして、大事故にならないために、
裁判で争うほどでもないということで、
なかなか類型化が難しく、示談は難航することが多いのです。

駐車場を進行する車は、
駐車している車からできるだけ離れて運転する必要があります。
進行している車も徐行で運転しているので、
少しスピードを緩めると、先に出してくれるのかと
駐車車両の運転手が勘違いすることがあります。

また、反対方向ばかりをみて発進する車両もあります。
発進する意識は無いけれど、少し出てしまう車両もありました。
駐車車両のぎりぎり前を通過すると、
避けにくい事態が発生するようです。
せめて、1m離れて通過すれば、
事故にならなかったというケースもありました。

根本的には、進行している車がある時は、
駐車車両は発進してはだめなのですが、
進行車両も道路を直進するほどは保護されません。
駐車車両は、出てくることが、予想されるからです。

交通事故のあっせんをするようになってから、
私は駐車場の走行が怖くなりました。

交差点もそうなのですが、
見込み発進、見込み通過は、
思い込み運転なので、してはいけないことです。
譲り合う運転、相手を先にやる運転というのは、
エレガントなマナーというわけではなく、
ようするに、気持ちの良い道路交通状況を作るのではなく、
相手を信用せずに、確実なところで安全を確保する
ぎりぎりの運転テクニックなのです。
それで、にっこりできるのはプラスアルファと割り切ったほうがよいと思います。



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