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離婚、自殺、失業、破産は、連動している。愛と経済の関係 [家事]

先日ラジオの収録があり、本日オンエアーでしたが、
私の住居(仙台の中心部)では、電波が入らず聞けませんでした。
カセットのテープを買ってきたのに・・・

ところで、その準備で、実は離婚の統計を調べてみたのですが、
離婚事件は、昭和から平成にかけて一時増えたのですが、
いったん平成に入って減るんです。
ところが、平成2年ころからどんどん増えていって、
グラフにすると平成10年ころから増え方がひどくなり、
平成14年にピークになります。約29万組。平成2年の倍くらいですか。
離婚統計.JPG
その後減少してゆきますが、平成21年の推計が25万組で、
平成2年に比べると倍くらいあるわけなので、
高止まりということになります。

この流れはどこかで見たなとずっと気になっていたのですが、
自己破産の統計です。
平成7年を基準とすると、2年ごとに2倍、3倍と増えてゆき
こちらは1年遅れて平成15年にピークになり、
その後はやはり減少しているけれど高止まりのグラフの形となっています。
自己破産統計.JPG
一番右側は平成20年です。(すいません、うまく収まりませんでした)

さらに、自殺者数、自殺率についても、
平成10年から、警察庁の発表では、
年間3万人を超え続けているのですが、
やはり、同じように、平成13年、平成14年、平成15年あたりが
頭一つ出ている感があります。

そして、自殺者数に連動していることがよく指摘されているのは
完全失業率で、
これも、全く同様の傾向にあるわけです。

統計からものを見る、発見するなんてことは初めてだったので、
少し震えが来ました。
マクロ的に見た場合、
夫婦関係も、男女の愛情も、
経済情勢の影響を色濃く受けている
ということになるのでしょうね。

ちなみに、平成13年から平成18年が
小泉内閣の時代ということになります。

実は気になる数字があるのは、
失業者数が、平成21年は、
ピークの年代に迫る数字に
盛り返してしまっていることです。

これにより、平成22年の
離婚組数、自己破産数、自殺者数が
増加するのではないかということが心配です。


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