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夢の中で処理をした事件  [事務所生活]


目が覚める理由はいろいろあるでしょうが、
担当する事件の書面をどう書くかということで、
考えながら目が覚めることがあります。

かなり、詳細に考えているのです。
気合も入っています。
結構大事件です。

昔は、追い詰められて、どうしようどうしようと
目が覚めるのですが、
今は、ふむふむ、こうしてこうして攻めていこうと目が覚めるのです。

いや、覚めてゆくのです。

共通するのは、
覚めてゆく中で、
あれ?こんな事件、もしかしたら、本当は担当していないんではないか?
という疑念がわいてくるわけです。

結局、担当していないのです。

昔、追い詰められて起きるときは、
ああ良かった、夢だったのかということで起きてほっとするのですが、
今、ずうずうしくなってからは、
せっかく考え尽くして、良いアイデアもできたのに、
もったいないと思いながら起きます。

担当している事件数はどのくらいあるかと尋ねられることがあります。
あまり数えたことはありません。
夢の中で処理している事件を合わせると
相当多数あることになりますか。

今日の夢は、刑事弁護で意見書を書いたのですが、
何かとてつもなく大逆転のアイデアが出てきたのです。
全く覚えていません。
刑事事件ということだけです。

最初は依頼されているとして、
早く意見書を出さなければと思い、
意見書を構想し終わったあたりで、
あれ、まだ依頼されていないけれど、
被疑者は大丈夫だろうか、
私ではなくとも、きちんと弁護士は選任されたのだろうか
と気になり、
目が覚めると、こんな事件なかったなあとなり、
既に今は、どんな事件だっけとなっているわけです。

自分の担当する裁判員裁判の準備が佳境に入ってきたので、
そのプレッシャーが私にも変な夢を見せているのかもしれません。

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