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刑事弁護人が日本の戦争責任を弁護した場合、冬休みの自由研究。 [刑事事件]

弁護人の刑事事件の役割としては、
反省をしてもらうこと
と思っています。

第1に、自分がどのように悪いことをしたか。
相手にどのような迷惑被害をかけたかです。
案外これがわからない。
違法性論です。

第2に、どうしてそのようなことをしたか
原因論ですね。
犯罪を思いとどまることができな方理由だけでなく、
そもそも、どうしてそのような状態に陥ったか、
もう少し長いスパンで分析してもらいます。
犯罪は、長年の生活態度の結果という場合が多いからです。

第3に対策です。
原因をどのように抑えていくかです。

これを日本の戦争責任にあてはめてみましょう。

とその前に、反省する対象をどこに置くかが問題です。
第2次世界大戦で負けたことではないでしょう。
本当ならば、一連の戦争ということなのでしょうけれど。

第1の誰にどのような迷惑
自国民の被害にとどまらず、他国民の被害、
そして戦争当時の被害にとどまらず、
現在の影響、
民族的精神外傷も含めて、
被害をリアルに検討する必要があります。

第2に原因論ですが、
これは開国当時からの分析が必要だと思います。

この点すごいと思うのは、
大政奉還が1867年でしょう。
日清戦争が1894年なので、
ここまで、わずか27年。

そして1904年に日露戦争、
1914年に第一次世界大戦参戦。

本論から外れるのですが、
どうして開国からこれだけで、
戦争を起こせるだけの国力ができたのか。
今から27年前とすれば、1987年です。
昭和62年。
バブルの前だから、はるか昔といえばはるか昔か。

それでも、鎖国状態から一転してというところに
興味がひかれますね。
そして、海外に目を向けてですか。

その辺の動機、
戦争といういわばギャンブルに出て行った様子ということについて
勉強したくなりました。

しかし、10年ごとに戦争をして行ったということは、
刑事弁護でいえば戦争依存症だったのかもしれませんね。

そのような流れの中で、
日華事変や真珠湾攻撃を見て行かなければ
ならないのでしょう。

再び戦争を起こさないための
日本史、明治以降を、今年の年末年始の休みに
勉強しなおそうと思います。

なんとなく本論から外れそうなのですが・・・

そして普天間・辺野古に結びつくのでしょうか。


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