宮城県のホームページ充実。日々の放射能測定などの情報（リンク）、必要な救援物資はなにか

宮城県のホームページは、
わりと最初から充実していました。

http://www.pref.miyagi.jp/

おそらく、弁護士はみんな、
「各種相談窓口のご案内」については、
プリントアウトして
持って歩いていたと思います。

http://www.pref.miyagi.jp/gyokei/gyokei-ser/consult/index.htm

実際、電話が来て、さあ、どこを紹介するかとなると
探すのは、実際はなかなか難しいのですが、
ただでさえ殺到している県の窓口ですから、
なるべく迷惑かけないように、
どんぴしゃを必死に探します。

当たらず市も遠からずなら、
その窓口で適切な窓口を紹介していただけるでしょうが、
全く見当外れなら、
みんなにご迷惑をおかけします。

ところで、最近気がついたのか、
最近充実させたのか、どちらでしょうけれど、
二つの情報に注目しました。

先ずは、放射能に関するページです。
ホームページトップの下の方、
「福島原子力発電所事故に関する情報」

この欄の上
（下は、上の欄に記載されているデータの一部の
発表の際の公式文書のPDF)
「福島原子力発電所事故に関する情報（原子力対策室）」
が充実しています。

http://www.pref.miyagi.jp/gentai/Press/PressH230315.html

ここをクリックすると、
宮城県が測定した測定値だけではなく、
東北大学のモニタリング調査をみることができ、
英語、中国語版もあります。

仙台市内の１時間ごとのモニタリングデータをクリックして、
「調査結果」の欄の
「環境放射能水準調査結果（都道府県別）」を見ると、
詳細な測定結果を見ることができます。
これは１日に２回更新されているようです。

他の県南地域については、宮城県のモニタリング結果から

水道水についても、
県独自の調査がちら、ほら、行われているほか、
石巻が独自に行っている様子がわかります。

ともかくも、心配するに及ばない数字ですね。
事務所でも、普通に水道水飲んでいます、私は。

確かに合理的に考えれば、
このペースの測定で十分でしょうが、
今、この状況で、なかなか合理的に
頭を回転させることが難しいだろうし、

乳児を育てているということは、
出産直後の女性ということになり、
産後うつ病にかかりやすい、
即ち不安を抱きやすく、不安が大きくなりやすい人たちは、
少しでも安心したいという気持ちを
どうか理解して欲しいと思います。

さらに「被曝に関する情報」では、
原子力保安院はスルーするとしても、
日本医学放射線学会や
日本産婦人科学会ホーム頁に飛べて、
医学的知見を見ることができます。

結構充実していると思います。

それから、最近気がついたのですが、
トップの右側の上の方に、
「救援物資の受け入れ」
という欄があり、

http://www.pref.miyagi.jp/busshi.htm

これを開くと、
何が救援物資として必要かが
よくわかるようになっています。

県の取りまとめなので、
企業向けになることはやむを得ないのでしょう。
我々が避難所へ行く時の、
参考になることは間違いないです。

確かに、コンビニだって、
仕入れ商品をライトバンで搬入しているときに、
企業は巨大なトラックで、
食料などの物資を運びいれています。

あれが、従業員に届けられるものか、
避難所に回るのかはわかりませんが、
企業が、救援物資を避難所に回すことは、
それほど難しくなさそうです。

あとは、
なんとか、各避難所の様子が、
ホームページなどに投稿できるようにして、
情報交換ができる仕組みが構築されると、
ミスマッチが起こらないのになあと
考えております。

あとは、小口を取りまとめるところですね。

以下救援物資の引用

◎生活関連物資（下着，清掃用具，洗面用具等）

　　　　【特に必要としているもの】
＜着替え＞
・下着（上下），くつ下（男性用，女性用，子ども用）
＜衛生用品＞
・アルコール消毒スプレー
・ウエットティッシュ（除菌効果あり）
・液体ハンドソープ，ペーパータオル
・消臭剤
＜清掃用具＞
・ほうき，ちり取り，竹ぼうき，レイキ，モップ，バケツ，ぞうきん，トイレ用洗剤，タワシ，ゴム手袋
＜洗濯用品＞
・物干し台，物干し竿，物干しロープ，物干し用各種ハンガー
＜洗面用具＞
・洗面器，シャンプー，ボディシャンプー，ひげそり，ドライヤー，シャワーキャップ
＜調理用具＞
・大きめの鍋，おたま，へら，菜箸，食器用洗剤，使い捨て食器，食品用ラップ，調味料
＜空調機器＞
・加湿器
＜学用品＞
・筆記用具，マーカー，ノート（自由帳など）