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では、自死のない社会とはどんな社会なのだろう 雑記メモ [自死(自殺)・不明死、葛藤]

自死対策は、数字のつじつま合わせではない
ということをよく言っています。
統計上自死とカウントしないことが増えても
何にもなりません。

自死のない社会をイメージすることが
もしかしたら、かなり有効かもしれません。

では、自死のない社会とはどんな社会なのでしょう。
思いつくままに。

人が人を追い込まない社会なのですが、
これは追い込むことをやめることを目標とするのではなく、
その反対のことを行うということだと思うのですね。

助け合ったり、気遣い合ったりする
例えばそういうことだと思うのです。

困っていたら、ちょっと手伝ってみる。
話を聞いてあげる。
知らず知らずに人を攻撃している人をみたら
あなたきつくなっちゃっているよと
自然に言ってあげる。

言われた方も
ありゃあ、そりゃまずい、うっかりしていた。
申し訳なかったね。
と素直に言える社会。

このためには、
みんなが、自分のことで精一杯では
難しいのだと思います。
時間がゆっくり流れ、
安心した生活が必要なのだと思います。

また、孤立をしない社会。
孤立を望まない人に対して、
おせっかいができる社会。
ただ、その人のペースでの関わりができる社会。
少しずつ、緩やかに
人間関係を築ける社会ですね。

マニュアルという、この世の中に実在しない
平均的な人間に対する対応が正義なのではなく、
現実にその場にいる人をみて、
その人が望むことをしてあげることに喜びを感じられる社会。

自分が、他人のために貢献しているということを
実感できる社会。
その人の能力が承認され、尊重される社会。

その人の弱い部分を
誰も責めない社会。

過ちは、非難、制裁されるのではなく、
是正され、教育される社会。
避難ではなく助言。
子どもに対しても、大人に対しても。

頑張っている人を褒められる社会
自分に都合が悪くても相手を攻撃しない社会。
自分が一番でなくても
安心できる社会。
人を押しのけなくてもきちんと尊重される社会。

その人の考えが尊重される社会。
まずみんなで聞いてくれて、考えてくれる社会。
良いところと悪いところと両方あるのが当たり前の社会。

何か悪いことには、理由があるはずだと考えてくれる社会。
悪いことをしなくて良いようにするための
具体的な方法をみんなで考えてくれる社会。

おそらく、生きることが、最大の価値とされる社会。
動物として、人間として生きることを
妨げることがやってはいけないことと
みんな当たり前のように考え、感じ、
妨げる人に対しても、
助言と提案で対応できる社会。

やり直しを許す社会。

自死対策というのは、
こういう社会に一歩でも近づこうとということ。
人と人とが助け合い、気遣い合う社会を
一つ一つ積み上げていくことなのでしょう。

自死対策の連携とは、
こういう人間関係を
今の人間関係の中に植林していくことなのでしょう。

連携の仲間は、
こういう人間関係を構築することによって、
仲間を増やしていくことが
力強い行動になるものだと
確信しています。

まず、身近なパートナーを尊重することから
始めましょう。

あなたは、私の中で、
絶対的な位置を占めています。
それは、少なくとも私が死んでもその後しばらくは
変わらないでしょう。
私との関係では、
何も心配することはありません。


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