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対人関係修復士という仕事 対立から関係修復へ3 学校 [事務所生活]

<教師と校長、教育委員会>

気が付くと学校の先生の職場の改善ということはかなり多く手掛けています。
多くは、その先生の自力改善を支援していくというアプローチですが、
精神科のお医者様との連携を多くともなっています。

本人が、学校長や教育委員会と敵対するのではなく、
関係を修復するという視点を持てるようにすると、
解決に向かって動き出します。

本当は、尊重されて仕事を続けたいということが第一目標なのに、
どうやって裁判をするかということに
いつの間にかすり替わっている人たちが多いのです。

実は、先生の対人関係改善のために、
校長先生とお話させていただくということもあるのです。
そういう話し合いに応じてくださる校長先生は、大変尊敬できる方で、
もうこうなると歯車が良い方向に回っていきます。

<モンスターペアレント>

ただ、教育委員会は、頭が固いようです。
モンスターペアレントに苦しんでいる校長先生から修復の依頼があったときも、
教育委員会がOKを出せば仕事を始めるというところまで来ていたのに、
ストップがかかってしまいました。

クレーマーやモンスターペアレントの対応は、
対人関係学の基本です。
ヒントは、クレームをなくそうとするのではなく、
むしろ、積極的に、意見を述べてもらう方法を考えることが解決の糸口なのですし、
解決するとクレームがなくなるだけでなく、
学校の強力な協力者ができ上がるのですが、
平成の教育現場は、オーソドックスな解決法、王道が失われてしまったようです。


<いじめ>

いじめの問題は、対人関係学の独断場のようです。
簡単ではありません。
いじめがゼロになることを目標にしたり、
死ななければよいということがあからさまな対応は
絶対にプラスに作用せずに、有害になるだけです。

これまでの私の活動は、
いじめられたお子さんとご家庭を立て直し、支えるという仕事、
学校とPTA相互の協力を提案し、
大人がしっかりと解決に向かうという仕事、

加害者、傍観者も、人間性がすり減っていき、
自死のリスクが高まるという視点、

子ども通しが尊重しあったり、助け合ったりするという行為の援助など、

弁護士という職業はなるべく出さないで、
対人関係修復士を全面に出して活動をします。

いじめの被害者からのご依頼や、学校からのご依頼で調査や支援を行うほか、
学校主催やPTA主催の講演会、
学校の先生向けの後援会活動などを多く行っています。

いじめを無くすという、マイナスから0に向かう行動ではなく
0の先のプラスをめざすということ
この学校の生徒でよかったと
子どもたちに思ってもらう学校つくりこそ目指すべきです。

また、その方が対策も具体的で、実行しやすいと
現場の先生方からお話を受けております。
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