SSブログ

遺失物・落し物預り所の創設はいかがでしょう [閑話休題]

この1週間くらいで、自宅から職場までのあちこちで、
オカメインコの迷子を捜しているという
ポスターを目にしています。
ずいぶん広い範囲で貼られているようです。
写真も載っていて、なるほどほっぺたに
赤い丸がついていて、名前の由来を表し、
とても愛くるしいインコです。

自分もものを落とした経験があるので思うのですが、
なかなか、落し物を交番に届けるということは
難しいかなという気がします。

例えば財布とか、何か入っていそうなかばんが落ちていたら、
あるいは高額のお金とか宝石が落ちていたら、
少し無理しても交番までは行くでしょうけれど、

それ自体は他人にとって価値の無いけど、
本人は捜しているだろうなというような
インコもそうでしょうけれど、
診察券や会員証の類とか、鍵とか、
そういうものは、なかなか道に落ちていても、
拾って、交番に届けようという
あっぱれな人は少ないのではないでしょうか。

理由は交番が遠いからです。
普通に、往復30分くらいはかかってしまうような気がします。
なかなか今は、子供だって、30分も時間は無いようです。
また、時間帯によっては、子供がひとりで、30分歩くことに
抵抗のある親も多いような気がします。

治安の問題からしても、本来交番を増やすべきなのですが、
予算の問題はあるでしょう。


そこで、落し物預り所というものを作ることを思いついたのです。
これは、私の子供のころは当たり前だったのです。
つまり、昔は、新興団地には便利屋みたいな商店が
一定距離ごとにあって、小さな社交場みたいになっていたのです。
なんか拾えば、そこに届けておけば、
誰が落としたかまでわかることもあり、
落とした人も真っ先に聞きに来るから、
落とし主に到達したものでした。

これを町内会と警察と相談して、
1街区(道路で囲まれた1区画)くらいに1つ
決めておくのです。
そうして、店先に**会落し物預り所という看板をつける。
この店には、所定の用紙を設置し、
拾った時刻、場所等を書き込む。
これに、簡単にものの名前、大きさ、色等を書きこんだものを
できれば、端末に入力し、警察に送信する。
スキャンなどがあればなお良し。
専門の警察官が巡回を兼ねて回収し、
自動的に付けられたID番号をクリックするだけで、
警察官にものが移ったことを送信できる。

落とし主は、警察のホームページから、
物がどこにあるかわかるし、
とりあえず、落し物預り所に訪ねればよい。

落ちているものを拾った人は、
最寄りの落し物預り所に届ければよいので、
気軽に拾うことができる。
という効果が表れ、
見て見ぬふりをするという風潮をなくすことができる。

商店も、少しわずらわしくなるけれど、
人が出入りするようになるということは、
ものが売れるようになるということだし、
何よりも、地元の商店を素通りするということが
無くなるようになるというくらいの気持ちで、
考えてもらうと良いのではないかと思うのです。

なぜか、
人と人との絆が作りにくい世の中なので、
意識的に作っていくということが
必要になっているように思えるのです。
他人を、全く関わりの無いものととらえる風潮が
ありすぎるような、
それが怖いということをわすれているような
そんな気がするようになりました。

行政なり、町内会なりが、
この点を意識的に作っていくことが
求められているように思います。

たとえば、
あなたが、ご自宅から職場まで通勤するとき、
何人もの人間を目にすることと思います。
その中には、ほぼ毎日顔を合わせる人もいるでしょう。
職場、仕事の関連以外で、
何人の人と、あいさつを交わしますか?
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0