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そんなことありうるのかということは、結構ある。二重人格、解離。でも過去は過去。 [家事]

二重人格といえばジキル博士とハイド氏が有名ですが、
実際に読んだことがある人はそう多くないかもしれません。

しかし、これが、これほどまで知られていることからすると、
二重人格は、相当多くの人間の普遍的な興味の対象なのでしょう。

うすうす人類は気付いていることになるわけですが、
二重人格というのは、程度の差はありますが、
そんなに珍しい話ではないように思います。

他人とかかわるのは、仕事仲間など昼の部分が中心だったり、
飲み仲間は夜の部分が中心なわけです。
なかなか二重人格の人の両方をみるということはできないのです。

これを一番目撃するのは夫婦でしょう。

わかりやすいというか、ポピュラーなというか、
二重人格は、夜の人格と昼の人格の二重性、
公的な人格とプライベートな人格の二重性という形で
でるようです。
対外的な緊張感の中で、調和型の人格が出て、
対外的な人間関係から解放され、緊張が解けた時に、
もう一つの人格が登場するようです。

ダジャレのようですが
私は、交感神経と副交感神経の交代が、
精神活動に影響を与えているように感じられます。

この人格の交代がスムーズに行われてしまうと
何らかの障害なのでしょう。

この人格がスムーズに行われないと、
昼間の人格でいることが苦しい人は、
人為的に別人格を出現させるわけです。

アルコール依存症の始まりは、このような場合が多いのではないでしょうか。
昼間の調和型の人格でいることが苦しい。

(何が苦しいのか)

自分を虐げている他人に合わせている自分が嫌になるとか、
過去の自分の行動で、忘れてしまいたいことがあるのに、
家庭に戻ると思い出にとらわれてしまうとか、

過去において、異常な体験をした場合、
夫婦の間においても、説明をし切れないことがあり、
本当は違うのに、きちんと説明ができないというジレンマから、
露悪的な、開き直ったような行動をする。
相手を試すような行動をとるわけです。
(私は本当は、こんな人間だけど、それでも大丈夫?)

だから、こういうパターンの飲酒は、
ほとんど毎日で、酔いつぶれるまで飲む。
当初は意識的に忘れるために飲んでいますが、
アルコール依存症になり、制御不能となるわけです。

もしかしたら、存外生真面目な人ほど、
アルコール依存症になったり、二重人格になったりするのかもしれません。
本当の自分はこうではない、
本当の自分を知られたら、相手に嫌われてしまう。

ただ、第三者の弁護士からみれば、
そんなに気にしなくてもいいんじゃないかなということも
割と多いです。

過去は過去。
過去の体験をしたあなたの現在と
あなたのパートナーは結婚したわけなのだから、
それで過去は清算されたとも考えられるし、
現在のあなたが受け入れられたならそれでいいのだという
考えもありうるわけです。

あとは、二人で将来を構築するだけの話で、
こちらが大事なわけですから。

但し、過去の体験を語ることは感心しません。
過去のあなたの行動を、
相手に共感、理解をしてもらうように話すことは、
並大抵のことではないのです。
単に、結果だけが、相手に届くことになります。
理解不能な結果だけを突きつけられる相手は気の毒です。

過去は過去、
その体験があなたの現在を作っているわけですから、
現在のあなたが評価されているのであれば、
過去を体験したあなたは、受け入れられているわけです。

二重人格を自覚して悩んでいる方は、
このようなパターンで二重人格になっている場合は、
昼間の人格こそ、あなたの人格です。
夜の人格は防衛本能で登場した避難場所でしょう。

ただ、この状態が進むと、
別人格の時の記憶が無くなり、
自分が二重人格だということがわからなくなります。

自分は二重人格だと攻撃されているという
被害者意識だけが残ってしまいます。

このような場合、
相手方が自分の弁護士と接する場合、昼間の人格だけなので、
相手方の弁護士はなかなかもう一つの人格に気がつきません。

こちらから言っても、妄想だと言われるでしょうし、
おそらく、必要が無ければ指摘する必要も無いのでしょう。
裏付け資料が無ければ、そんなことありうるのかと
私も思ったでしょうから。



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