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人権を考える自治体 人権を教育するとはどうすればよいか [事務所生活]


真正面から人権教育を考える自治体の機関があります。
例えば、自治体の職員、教育関係機関
あるいは、刑事関係の職員に対して、
人権教育を企画し、実施しているそうです。

ひょんなことから、関係するようになったのですが、
なかなか歯ごたえがある仕事で、
刺激になっています。

弁護士は、もう、仕事が人権といえば人権だし、
裁判を受けながら、裁判を受ける権利を守ろうとするし、
刑事事件なら被疑者被告人の人権だし、
離婚事件でも女性の人権だったり、
子供の人権だったり、

会務や外部委員では
在監者の人権であったり、
犯罪被害者の人権であったり、
高齢者障害者の人権、
精神保健施設の入所者の人権
感染症罹患者の人権とか

もう、なにやっても人権なのですが、

あまり、
じゃあ人権って何?と聞かれると、
ええっとぉと、
正直言って言葉に詰まってしまいます。

司法試験の受験時代は、
頭の中に用意していたのです。
人権とは、
それが侵害されると、誰から見ても
人としてやりきれないもの
というものです。

当たってもいるし、
少しぼやっとしすぎといえばしすぎ
かもしれません。

いずれにしても、人権は
侵害されてみて、初めて侵害されていると
侵害されるべきではない権利があると
わかるものかもしれません。

定義はともかくとして、
自治体で、改めて人権を取り上げ、
教育しようという機関があるのは、
すごいことかもしれません。
敬服いたします。

その自治体の職員の方がコーディネイト
みたいな役割、事務的な役割をされ、
委員としては、
人権活動の第一人者の方々が選任されています。

子供の権利の実践家
高齢者障害者の実践家
大学の先生、

まあその中に私もいるんですけど、
肩書は弁護士ではないのです、
(前書いたっけカナ)
国の機関の関係者として
参加しているので、
なかなか面白いと自分では受けているのですが、
そういう時は、そういう役割を果たそうと
特に意識して取り組んでいるわけです。

とにかく、実際に、各分野で人権活動に取り組んでいる
方々なので、
色々教わることが多いのです。
話し合う課題についても、
自分でも考え混んじゃって意見が出せない。
常日頃自分をリアクション芸人みたいに考えている私としては、
なかなかつらいというか、歯ごたえありすぎで、
とても刺激的です。

真正面から人権ということは、
なかなかないことなので、
貴重な場として大事にしようと思います。

私は楽しんでいるのですが、

どっこい頑張っている人たちがいるのですね。


もう少し予算配分して欲しいところですが。
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