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今年は一層の熱中症対策を意識しましょう!通気と水分補給とこまめな休息、福島に電力を! [労災事件]

今年も熱中症の季節がきます。

私は、熱中症は、労災事件として始まりました。
中には学校事故としての熱中症もありますし、
去年は、生活保護世帯の熱中症が大きく取り上げられました。

去年は、特に関東地方では
避難所、熱シェルターを作るべきではないかと
書いたのですが、

今年は、避難所の熱中症対策が心配です。
放射能の絡みで、締め切った生活を送っている人も
熱中症の危険が高いので心配です。
電力不足による停電も心配の種ですね。

今年は、特に熱中症を意識しなければならないかもしれません。

熱中症は、30度のならなくても、起きるときは起きるからです。

熱中症は、人間の体を冷やす仕組みが働かないため、
体温が上昇し続けて、
脱水やショックや脳の障害などで、
命を落としたり、治りが悪くなる危険なものです。

去年もずいぶん多くの人が亡くなりました。

<人間の体を冷やす仕組み>
これがよくできているわけです。

熱いと汗かきますよね。
普通だと、汗はいつの間にかなくなりますよね。
あれは蒸発しているんです。

汗という水分が蒸発するとき、
その近くの熱を奪うことによって蒸発するんだそうです。
(気化熱)
その近くというのは、人間の皮膚ですから、
汗が蒸発することによって、皮膚の熱が奪われる
即ち、皮膚の温度が低下する。
そして体温が低下するということになるのだそうです。

だから
汗が蒸発しなければ、体温は下がらない
ということが大事です。

汗が蒸発しないというのは、
汗の近くの湿度が高く、空気中に汗が入っていく余地がない
という場合です。

無風状態はわるい。ということになります。
熱帯砂漠で,ぬるいスイカをおいしく食べるためには、
風を起こして気化をうながすことによって、
外気より温度を下げて食べることだそうですが、
お湯をフーフーするのも同じことなのでしょう。

通気を良くする
ということもポイントです。
部屋の通気を良くする。ということは基本です。

部屋を乾燥させることも、
汗が空気中に入りやすくなるため、有効でしょうね。

通気が悪い典型は服装です。
ゴムや革などの、通気性の悪い服を
長袖、長ズボンできていると、
結局、汗の逃げる場所が無く、
体の周囲だけ、通気性の悪い空間ができてしまい
非常に危険です。

汗をふくのも有効です。
汗をそのままにしていると、
体に蓋をしている形になってしまい、
気化がうまく起こらないようです。

汗はこまめに拭きましょう。

次に水分の補給
普通に食事をとっていれば、
塩分は必要以上に摂取しているので大丈夫のはずですが、
大量に汗をかく場合は、
汗と一緒に塩分も流失してしまうので、
塩分も補給しなければならないそうです。

イオンサプライ飲料は、
カロリーなどを気にしながら、
水で5:5で割って飲むといいらしいのですが・・・
水と交互に飲めばいいんじゃないかな。

汗で体温を冷やそうとするので、
体温が下がらない以上汗を出そうとするわけです。
水分を補給しないと、細胞から水分を絞り出し、
その分血液に水分がいかなくなり、濃くなりすぎて
流れも悪くなっていく、
怖いでしょ・・・

だから、
できれば、炎天下にはいかない。

どうしても炎天下に行く場合は、
涼しい場所を確保して、
こまめに休憩をとる。
効率気にするより、命を気にしなければ
私が代理人になって、莫大な損害賠償を請求に行きますから、
結局、効率が悪くなります。

涼しい場所で、水分をふんだんに用意して
こまめに休憩を与えてください。

避難所は、くれぐれも通気と水分の用意をお願いします。

福島県等、放射能で通気がためらわれるところには、
豊富な電力の供給を優先してお願いしたい。
郡山も福島も盆地のため、夏は高温になります。

熱中症は、がんばっておさまるものではありません。
しかし、予防で、確実におさまるものです。

なくさないですむ命、健康を、
ぜひとも守りましょう。
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コメント 1

ぴぃ

熱中症は他人事ではないので私も気をつけます!

弁護士会館の探検隊についての過去記事がとても面白かったです!
by ぴぃ (2011-06-19 09:19) 

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