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いじめの被害者が自殺したことで同級生に暗い気持ちを残すといって責める神経の作り方とこの人が作る教科書 [自死(自殺)・不明死、葛藤]

曽野綾子氏が、以下のようなツイート行い話題になっている

「自殺した被害者は、同級生に暗い記憶を残したという点で、彼自身がいじめる側にも立ってし  まったのである」

以前もブログで書きましたが
http://doihouritu.blog.so-net.ne.jp/2015-02-18
この人は、何にも知らないくせに
他人を攻撃して、自己優越感に浸るタイプの人です。

何か口を開けば物議をかもす人というのは
世の中に結構いて、
社会から孤立していく人が多いのですが、
そういう人でも生き残る方法があります。

自分に都合の良い人に徹底的にこびることです。

根っからのパワハラ上司は、
元々それほど能力がなくても、
自分の上司に完全に従属して、
黒いものでもその人が白だといえば
自分の部下にも白だといわせます。

そして、どうして自分が自分の上司に従属するように
自分の部下が自分に従属しないのかということで
パワーハラスメントを起こすわけです。

服従する人間は気持ちが悪いと考える人も多いと思うのですが、
(要は警戒するということですね。)
長年尽くしてくれるということから情がわき、
努力に報いようとする上司なんかは、
パワハラ上司を出世させてしまったりします。
それによって、どんなことになるかということを
よく検討もせずに、反射的に出世させてしまうのですね。

これが、特定の人対人ということならばわかりやすいのですが、
特定の考えに服従する場合もあります。
その人たちに都合のよいことを
世間に向けて発信します。

自分の考えでものを判断するとうまくいかないということから出発していますので、
誰かの考えに従属していくという発想しかありません。
時々はなしに一貫性がないのですが、
それは、自分の頭で考えていないことをよく表しています。

ただ、こういう集団は使える人は大いに使いますので、
何らかのサロンで

「先生、いじめが話題になっていますよね。
 学校でのいじめはなくさなければなりませんよね。」

「ないにこしたことはないでしょうね。」

「いじめられる子ってどうして増えたのでしょうね。」
(すでに被害者誘因説を前提に問題提起がなされる)

「自民党の先生もおっしゃっていたけれど
 いじめられる側の子どもも弱くなって行ったのではないでしょうか。」
(話の前に削除されたホームページを見せられているかもしれない。)

「なるほど、先生、そうすると、いじめたという側の子どもが
 同じことをしても、いじめられた方が自殺をしたりしなかったり
 ということになりますね。」
(さあたたみかけていきます)

「はい、私も、中学や高校生の教科書を執筆していますから、
 教育を通じて、いじめられてもへこたらない子どもをつくろうと
 頑張ってみたいと思います。」
(妙なかみ合い方をしていく)

「さすがは先生です。日本の未来を託すにふさわしい
 選ばれた方ですね。」
(優越感をくすぐられる)

「いえいえ、そこまでの者ではありませんが
 ツイッターを通じて、
 自殺してはいけないよということを発進しようと思います。」

「先生、Twitterもなさるんですか。
 進取の精神に長けていらっしゃる。」
(さらにくすぐる)

「ところで、ほらあの方のお子さんがいじめをしたって叩かれましたでしょう。」
(おそらく、財界や政界に顔の効く人のこと)

「はいはい。あれはひどい責めようでしたね。」
(「仲間」として尊重するべき人は尊重する)

「いじめた側だけが、せめられるというのもどんなものでしょうね。先生。」
(すでに術中にはめた確信を抱いただめ押し)

「わが意を得たりですわ。そのことについて、発言します。」
(何を発言すればよいかわかったので、はればれ)

仲間内では賞賛されることが約束されているので
それ以外の人の評価は気にならない。
正義や道徳などということは、もともと視野の外。

こういう人の執筆する教科書を採択するのが
学校という教育機関であることが驚く。
おそらくその教科書には、

死者に鞭打つ
溺れる犬を叩く

なんて言葉は掲載されないのでしょう。

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