SSブログ

【警鐘】DVで避難をしてきた女性に子どもがいる場合は、早急に子どもの主治医に確認をする必要がある事 [自死(自殺)・不明死、葛藤]

子どもの命や健康を無視した行政行為が
あまりにも乱発しているので
警鐘を鳴らしたいと思いました。

ある時、夫が帰宅したら妻も子どもも
家からいなくなっているということがここ数年
さらに増加しています。

夫は、心配なので、警察に相談し捜索願を出そうとします。
ところが、警察が取り合ってくれないということが全国各地で起きています。
なんていうことでしょう。

おかしいじゃないかということで
警察になおも問い合わせると、
警察からは意外な答えが返ってきます。
「奥さんとお子さんは安全な場所にいるから
 捜索願は受理できません。」

夫は疑問に思います。
なぜ、警察は、妻と子が家を出たことを知っているのだろう。
なぜ、警察は、妻と子の居場所を知っているのだろう。

答えはこうです。
先ず、妻は、役所か警察署に相談をしています。
夫が自分のことをあれこれ口やかましく指図して
思い通りにならないと暴言を吐くし、
自分は叩かれたこともある。

妻は10年近くの間に一度か二度あった暴力
暴力と言っても怒って叩いたというよりも
興奮状態にある妻を取り押さえようとしたことを
つい最近起きたように語ります。
話は断片的である上に
つじつまが合わないこともあるようです。

それでも相談を受けた人は、
「あなたは精神的に虐待を受けている」
と迷うことなく宣言します。

なぜでしょうか。
なぜ、見てもいないことを一方の話だけで
確定してしまうのでしょう。

答えは簡単です。
マニュアルでそうしろとされているからです。
でもあまりにもおかしいではないかと普通なら思うでしょうが、
マニュアルに逆らうと出世できなくなります。
具体的には勤務評価が「C」とか「D」とかをつけられるということです。
勤務部署によっては、激しく糾弾されます。

妻子を抱えて、安定した身分にいるのに
見ず知らずの人のために惨めな思いをしたくない
おそらくそういう風に思う人が大半なのでしょう。

それでも、ぽつぽつ、おかしさに気が付き始めた部署も
最近出てきています。

ではどうやってその人たちは心の折り合いをつけているのでしょう。
そのために必要なことはDV研修です。

虐待された妻の話が断片的だったり
つじつまが合わなかったりするのは、
虐待されたために精神的に不安定になっているからだ
妻の言葉のおかしさを重視するということは
虐待された人に寄り添っていない
こういう呪文を暗記しますので、
目の前にいる説得力があってお話しする人がいても
気にしないようにできるようです。

目の前の説得力のある夫の話に対しては
どのように対応するのでしょうか。
「DVする側はみんなそういうのですよ。」
DVする側は外面が良く、話も落ち着いている
絶対話を聞いてはならない。
そういうマニュアルなのです。

そして妻に言い放ちます。
「DVは治りませんから、直ちに逃げなさい」
そうして、
「子どもを連れて家を出てDVシェルターに入りなさい」
と宣言します。
このまま家にいると身の安全が保障されないとか
2,3時間かけて説得していた事例があります。
説得したほうの公文書にしっかり残っていました。

妻がもう一度話し合いたいと言ったけれど
粘り強く説得したと得意気に報告していました。

そうして、夫が相談しようとしても
「あなたと話すことはない」
ということでシャットアウトされるわけです。
もちろんこれもマニュアルです。

さて、この場合、子どもがいる場合に大きな問題があります。
妻が、PTSDの症状の様に精神的不安定になり、
夫に対する攻撃的な言動をする場合の
少なくない割合に
子どもが障害を持っているというケースがあります。

通常であれば聞き流したり
愚痴を言って終わるような夫の言動が、
子どもの障害を責められているように聞こえる場合は、
それこそ、不安が蓄積していくような
精神不安の症状を示すことがあります。

甲状腺機能障害や婦人科系の疾患がある場合、
あるいは精神疾患を抱えている場合
その不安は収拾のつかない焦燥感を伴うことが
しばしばみられます。

そして、その障害が外からはっきりわかる場合はよいのです。
何らかの対応をしましょうということになるからです。

ところが、障害が外からわかりづらい場合、
妻は、子どもの障害を否定する場合があります。

子どもの障害について認めたくないということについては
男女差はあまりないようです。
むしろ、母親の方が治療に積極的な場合も
少なくありません。

しかし、精神的不安が昂じている場合、
子どもの障害を無かったことにしたい言動をしたケースが
実務的には見られました。
そしてそれが私の周りで増えているのです。

だから、特定のケースのことを念頭に行っているのでは
ありません。残念ながら。
特定の都道府県だけの問題ではなく、
複数の自治体の住民からの相談が寄せられています。

もう、母親(妻)の方は、長年の心労から
冷静な思考ができない状態になっている場合があり、
必要な検査等も受けさせない
病気はないんだと確信しているかのようなふるまいをします。

中には、近々手術をすることになり、
日程調整に入ろうとしたときに、
子どもを連れて逃げ出したケースもあります。

いずれのケースでも役所はマニュアル通りの対応をします。
夫が、病院の検査を受けなければならない、
手術をしなければならないと言っても、

「ははあ、これは、夫が子どもを取り返すための手段だなと
 病院に待ち伏せをしているに違いない。」
とでも思うのでしょう。
役人が夫に放つ言葉は決まっています。
「あなたと話すことは何もない。」
夫はますます焦るわけですが、
それもマニュアルに書いてある通りだなと思って終わるのでしょう。

書いていてむかむかしてきましたが
マニュアル通りに決まっています。
人間ですから、感情があるわけですから
理不尽なことをされたら怒りますし、
子どものことが心配だから焦るわけです。

役人は聞き流して、確認もせずに済ませるでしょう。
一応聞いてみて報告するからというような
親身な対応はとられないことが多いようです。

私は大変疑問なのです。

なぜ、その子どもの健康に重大な影響があるかもしれないことを
無視できるのかということです。
「母親はそんなことは言っていない」という回答は、
すべての責任を母親に負わせることです。
腰が引けた寄り添いというものは
えてしてそういうものです。

子どもが適切な治療を受けないで
取り返しのつかないことになったら
母親が言わなかったからということを言うのでしょう。

母親として否定したいという心情を理解しようとはしません。
マニュアルに書いていないからです。

事が子どもの健康に関することになれば、
きちんと裏をとる必要があると思います。
夫から、
診断名、症状
主治医と病院を聞いて、
父親と母親から子どもの健康についての
情報開示の同意書をとったうえで、
病院に確認すれば足りることです。

夫から診断書が提出されれば、
母親の同意が無くても
病院に治療の緊急性と
疾患の重大性について問い合わせるべきです。

私は、自分の事件を担当する場合でも
お金を出してくださる依頼者に対して、
貴方と子どものどちらの利益を選択しなければならない場合は
子どもの利益を優先した提案をしますと言っています。

なぜか
自分で自分のことを対処できない子どもは
大人が守らなければならないと思うからです。

しかし、役所では、
精神的DVを訴える妻を守る(隔離する)マニュアルはあっても
子どもを守るためのマニュアルはないようです。

今、適切な治療を受けられないで
役所やその関連施設に放置されている子どもたちを
何人か知っています。

訴訟をしたり、役所に抗議したりしていますが
遠方の事例はなかなか対処できないことがあります。
父親が悲観して自殺を考えてしまう事案もあります。

目を覚ましてほしいと思います。
子どもを助けてほしいと切に願います。




nice!(0)  コメント(0)