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離婚予防、家族再生、当事者の心を軽くする離婚の研究会こそ行われるべきだと考えていること [家事]

弁護士に相談すると、離婚を進められてしまうのは、
弁護士が離婚のやり方しか習わないからだと前に書きました。

あなたの妻が弁護士に相談すると離婚を勧められるのは、理由のあることでした。
https://doihouritu.blog.so-net.ne.jp/2015-02-08

しかし、本来は、弁護士ほど
離婚予防 → 家族再生の
ノウハウのデータを持っている職業はないはずなのです。

調停や裁判、示談交渉に限らす、
弁護士という第三者を入れて離婚をしようとしているのですから
離婚したい理由を言葉にして相手に伝える作業をしています。

これだけなら、カウンセリングルームや行政相談でもあることです。
しかし、弁護士は違いがあります。
相手の主張を聴く職業だということがとても大きな特徴です。

妻や夫なりの言い分を聴いて
相手方の言い分を聴く
そうすると真実というか、リアルなイメージが
少しずつ形成されていくのです。

子どもの話を聴くと益々リアルになっていきます。

ところがいっぱいいっぱいの弁護士だと、
自分の依頼者が言っていることだけが真実で
相手の言っていることは全てうそだというような聞き方をしますから
それでは、弁護士というアドバンテージを持つことはできません。

また、とにかく事件を終わらせればよいという活動の場合も
なぜ破たんに至ったのか等と言うことはあまり考えずに
依頼者側に有利な事情ばかりをクローズアップして主張するのかもしれません。

要領の良い人はそれですませることができるのかもしれません。

しかし、要領の悪い私のような弁護士は、
自分の依頼者の言い分をよく聴いて
相手方の反論もよく聴いて
どうしてこうなったのかということを依頼者と一緒に考えて
自分たちや子ども将来のために
どういう風に解決することが一番望ましいかを
一緒に考えることをすることが
当事者のためになる解決への近道だと思います。

もっともそこで
色々な人たちの言葉をうのみにしてはなりません。
どういう立場の人が、それを言うことによって
どういう効果を期待しているか
それも無意識の作業だということを
理解してお話を聴かなければなりません。

このブログで皆さんと考えてきたことです。
思い込みDVシリーズや
調査官調査に対して子どもが別居親に「会いたくない」と言う理由 
https://doihouritu.blog.so-net.ne.jp/2019-01-29
など、
人間は、無意識に行動しているということをしっかり把握すること、
そしてそれに気がつかないことも多いということで
では、人間の行動原理は何なのかということを考えることが
対人関係学の一つのテーマです。

だから相手が嘘を言っているという理解ではなく
相手が感じていることは事実だ
では、事実関係もないのにどうしてそう考えるのだろう
という風に話を進めていけばよいのです。

相手が嘘を言っているとして、相手の言動を否定するより、
そういう考え方もあるのだろうかな
という限度で認めないと
結局、第三者の裁判官に、自分たち家族の運命を
勝手に決められてしまうということを意識するべきです。

対立する相手との話し合いは
部分的承認を積み上げていく作業が不可欠になると思います。

少なくとも代理人の弁護士は、
このようなすべての人の話が本当だったら
という見方をすることができる職業だし、
人間関係の解決まで視野に入れた場合は
そうするべきではないかなと考えています。

みんなその人なりの根拠を持っているような気がします。

そうすると、当事者の方々の感情がすれ違っていることが
偶然に左右された悲劇的結果であり、
切ない話であることが多いように感じられるわけです。

最初のボタンの掛け違い、
何に気が付くべきだったのかという
数学の図形問題の補助線みたいなものが
不思議と見えてくるものです。

そうすると離婚や、対人関係紛争の
予防について、まとまった考えを持つことができるようになると思います。
誰だって、このような切ない悲劇を
未然に防ぎたくなるものではないかと思います。

そうして、補助線が見えてきて
無意識に傷ついているイメージが見えてくると
一度壊れたものでも、
少しずつ修復をすることが可能なのではないかと
考えるようになるのは、私だけではないのではないかなと
思うようになっています。

当事者の望む着地点ではないかもしれないけれど
今やっている何が悪いのかということが自覚できれば
今よりは良くなることは当然のことだと思います。
ところが、
そういう視点が無ければ
離婚調停や裁判を
やればやるほど関係が悪くなるだけということになります。
悲劇の後押しをする過程になってしまいます。

仮に離婚が避けられないとしても
関わり方次第では
双方の心が軽くなる離婚の方法もあるのではないかと
思えてなりません。

当事者に輪をかけて弁護士が熱くなっていたのでは
第三者が入る意味がないのではないかとも感じ出しています。

現在弁護士の勉強会は
如何に離婚を進めるか
離婚を前提として何をどのくらい請求するのか
というようなことでとどまっているような気がします。

それが弁護士の役割なのでしょうか。
そうだとすれば少し寂しすぎはしないでしょうか。

離婚予防や、家族再生、
当時やの葛藤を少しでも鎮める離婚の
方法論を検討する学習会があってもよいのではないかと
お話しさせていただいた次第です。

弁護士以外の職種に呼びかけた方が早いのでしょうか。


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