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震災の時に絆を強めた夫婦と離婚に至った夫婦の分かれ道 とにかく一番近くにいること [災害等]

東日本大震災の後離婚案件が増えました。
統計的なことはわからないのですが、
弁護士同士の会話の中で出た実感みたいなものです。
面会交流事件も増えましたが、
これは震災の前から増えだしていましたので
震災だけが原因ではありません。

震災後の離婚事件では
何かしら震災の影響がありました。

震災直後の離婚では、
夫が自宅におらず、別のところに行っていた
ということから一気に離婚の意思が固くなる
ということがありました。

例えば実家とか
例えば、被災した友人のところとか

つまり、交通機関の途絶で帰れなかったとか
公務員なので被災者の生活を支援していた
というのではないのに、
家にいなかったというものです。

それなりの事情はあるようなのですが、
一番困っている時
一番誰かが近くにいてほしい時に
いないというのは、やはり心が離れる原因になるようです。

この反対に
別居をしていた夫婦で、
妻の別居先に尋ねて行って
水や食料等を運んだ夫は
離婚は避けられませんでしたが
子どもとの面会というか交流が正常に行われるようになった。
という事例もあります。

それでもうまくいかなかった事例もあります。

コロナの不安は、長期戦になる可能性も強くあるでしょう。
せめて、家に帰ったときは
ほっとする時間になるようにしないと
離婚が増え
親に会えない子どもが増えてしまいます。

先ずは一緒にいること
(一緒に入れない場合は、電話やメールで連絡を取り合うこと)
そして、相手の否定評価と指図だけにならない会話をすること
つまり意味のない会話をすること(これは社会人は苦手なのだけど)
なお、衝突することはあるのですが、
問題はそれを引きずらないで
まあいいかと新しいページをめくること
ということになると思います。
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