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第3回 感謝の言葉という魔法 コロナ禍を活かした家族メンテナンスのヒント3 [家事]

自働車教習に通っていたとき、教官から、
他人に迷惑をかける運転とは何かの説明を受けたことがあります。
自分の運転のために、他のドライバーがブレーキを踏んだり、
ハンドルを切ったり、クラクションを鳴らすなど
何らかの行為を余儀なくさせる運転のことだと教わりました。
私にはとても分かりやすく、感銘を覚えたことを記憶しています。

他人に何らかの行為をさせるということは、本当は重大なことです。
逆に自分や自分たちのために何かをしてくれるということは、
とてもありがたい話なのかもしれません。

小さい子どもなら別です。
親が何でもやってくれますから、
いちいち感謝するなんてことはなくてもOKです。
でも大人は違うわけです。
本来自分のことは自分でやらなければならないのですから
それをやってもらえば、自然と感謝する気持ちになるという方が、
考えれば当たり前なのかもしれません。

「ありがとう」という言葉を口に出すと、
自分の耳から改めて感謝の言葉を聞くことができます。
自分が、誰かに親切にされたということを、
改めて自分の声で自覚することができるわけです。

素通りするよりも、言葉を出すことによって、
改めて小さい幸せを感じるわけです。
これって得することだと思いませんか。
言葉って不思議な力があると思うのです。

相手だって、あなたが言葉を発することによって、
はっきりと感謝されているということを認識することができます。
何も言わないことと比べれば、相手も幸せになれるということはわかりやすいと思います。

感謝の言葉を言われなかったらどうでしょうか。
あなたが職場で嫌な上司や取引先に苦しみながらも給料日に家計にお金を入れたときに、
感謝の言葉もなければ、苦労が報われないとがっかりするということはないでしょうか。

同じように、あなたのことを一生懸命考えて、
あなたのためにやったことに対して、感謝もされず、
かえって些細なことでダメ出しばかりされたら、
報われない、
あなたのために何かすることは楽しいことではない、
ダメ出しを恐れてやらなければならないことになるわけです。
あなたと一緒にいることがどんどん苦痛になっていってしまいます。

わずか1秒くらいの言葉です。
これを習慣づけることで、
自分も幸せになるし、相手もあなたといることが楽しくなる。
出し惜しみしないで、どんどん感謝の魔法を使っていこうではないですか。

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