SSブログ

弁護士の副業  [事務所生活]

副業を持っているという弁護士は多くないでしょう。
せいぜい、アパートの大家さんとかですか。

大体は仕事に追われています。

テレビに出る人の多くは、
副業としてテレビに出ているのではなくて、
おそらく弁護士資格を有していて、
テレビに出ているタレントさんだという理解ですが。

弁護士業務以外の収入では、給与というのがあって、
大学院で私もゼミをもっていますが、
これは給与です。
法科大学院で講師をしている弁護士は結構います。
大体は、金額的にはボランティアで、
教えている時間が週2時間ですが、
そのための準備に膨大な時間がかかるので、
気持ちとしては赤字です。

そのほか、自治体の審査員、審議会員も
給与という形でお金をもらえます。
こちらは、別にお金をもらうためにやっているのではないので、
もらえるだけ助かります。

しかし、これらは、副業というよりも、
弁護士の仕事という意識です。
大げさに言えば、弁護士の社会的使命
みたいなもので、
逆にいえば、私なんぞ、弁護士でなければ、
自治体や大学に呼ばれたりしないということですね。

副業といえば、私の大学の先輩で、
受験時代に勉強を教えてもらった先輩で、
江戸川乱歩賞を受賞した推理作家がおられます。
ずいぶん前にお話を聞いたところ、
本業にするにはまだまだとおっしゃっていました。
今はもう、作家としても大家なのではないでしょうか。

おしゃれということばをエレガントに使う先輩ですが、
とっても大好きな先輩で、
人間的にも尊敬できる方です。
この方が作家をしているからかもしれませんが、
弁護士と作家を両立させているのは、
素敵だなと思ってしまいます。

未完の未刊の「情状弁護論」
(犯罪環境と規範意識)が
ベストセラー(こういう本としては)になって、
印税が、コンスタントに小遣いになるなら、
素敵なことなのですが。

副題までつけたんだけどなあ。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0