SSブログ

労災事件、解決しています。労災保険認定後の上積み交渉 [労災事件]

確か、このブログの初期、半年くらい前、
労災事件増えていますとかの記事を書いていますが、
ここにきて示談がまとまっています。

本当はもう少し早く示談ができたはずですが、
相手方社長のキャラクターとか、
被災された方が、療養を兼ねて温かい所へ行っていたり、
微妙に年末年始の問題もあり、
ちょっと長引いた事情もあるのですが、
まあまあ、裁判にならずに解決しています。

労災事件の場合もそうですが、
こちらは、労働者側で会社に請求するのですが、
会社側も、労災事件に精通していると、
無駄な争いが少なくなるため、
話し合いはスムーズになる傾向があります。

労災事件の場合、上積み交渉は権利です。
といっても、仕事中に怪我したり、
通勤中に交通事故にあっても、
なかなか、労災申請することさえ思いつかない
というのが現実かもしれません。

先ず、労災申請から始めることも少なくありません。
労災が認定されても、
労災で支給される金額は、あくまでも全部ではありません。
労災が会社の責任の場合は、
会社に対して、残りを請求できるわけです。
これは、一括で請求できます。

この請求をして、解決までに
長くても半年以内だった
というのが私の最近の担当事件というわけです。

もっとも、労災認定がなされても、
なお会社が争ってくれば、
最終的には裁判になります。

また、金額ということでは、
労災事故に会社の責任が少なく、
自分がうっかりしての事故となると、
金額が、こちらの落ち度分割り引かれるわけです。

また、会社が立替えていた金額が、
結構な金額になるということもよくあります。

ただ、会社は、これらを強調し、
本当は、大分こちら側に支払う金額があるのに、
支払い分は無いなどといって、
労働者は、請求できないのかなと
思わせられている場合も少なくないのです。

それで、私の事務所では、
労働災害に関する相談を
第1回は無料にしているのです。

http://heartland.geocities.jp/doi709/index.html

(あまり、厳密に第1回というわけではなく、
通常は、相談の後は労災申請とか、
示談交渉とか依頼となったり、
依頼はしないとなったりするので、
要は、依頼を受ける前の話ということです。)

自分や家族の怪我や病気が、
会社や誰かに請求できるのか
先ずわからなければ、
弁護士にも頼みようが無いので、
先ず相談だけでも、ということが必要だと思い、
相談料を無料にしたわけです。

また、月収の制限はありますが、
示談交渉の場合、
法テラス(財団法人日本司法支援センター)というところで、
弁護士費用を立て替えてもらい
法テラスに月々分割で返済する
という制度もあります。

特に、労災で、これまで通り働けなくなった
という場合は、
労災認定だけでなく、
上積み交渉をすることは
大事なことになると思います。

悩む前に専門弁護士に相談していただきたいし、
悩んでいる方がいたら、
専門弁護士に相談するということを
教えてあげていただきたいと思います。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0