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家族との葛藤とうつ病、家族から遠ざかる治療への疑問 [自死(自殺)・不明死、葛藤]

よく、家庭の医学みたいな本で、
病気のセルフチェックをしていると、
全部自分に当てはまるなんて、心配したことがおありだと思います。

素人は、ちょっと勉強すると、
不具合が全部病気ではないかと疑ってくるので、
厳に戒めながら、
精神疾患の勉強をしているところです。

こういうとき思い出すのは、なぜか中学校の英語の先生です。
Mrs木村、木村先生に最初に英語を教わったのですが、
授業以外は、本当に美しい日本語をお使いになっており、
いわゆる英語かぶれしたところはなく、
英語を学ぶもう一つの目的は、
母国語の研鑽にもつながるのだなあと感じ入ったものでした。

それにしても、
家事事件なんかは、相変わらず、うつ病の方が多く、
それでも、実際にうつ病で病院で治療中ですと
言ってくださる方が多いので、
こちらも、切り替えて対応できます。

いわゆる中核的うつ病症状の方は、
あまり事務所までもいらっしゃることもできません。
比較的多いのは、攻撃的な言動を残されている方です。
わからないと、辟易して、関わり合いになりたくないのですが、
うつ病だとわかると、
懐広く構えてみることもできるようになります。

突然感情的になって大きな声を出されても、
あまり慌てることもありません。
こちらが受け入れれば、
落ち着いてくれるか、薬を飲もうとしてくれます。

いろいろ個性があるので、一概に言えませんが、
なんとなく、なるほどなと思えてくるのです。

うつ病は、素因が大きな割合を占めることがあると
説明されていましたが、
継続的ストレスが要因となることもあるのではないかと
感じられることが増えてきました。
必ずしもうつ病ではなく、他の病名になるのかもしれませんが。

もともと、ベースになるストレッサーが労働であったり、
素因が関与するとしても、
そういうストレッサーによって精神的に疲弊しているとき、
一緒に生活している家族が、
ストレスの緩和とならず、
ストレッサーと感じてしまうことによって、
うつ病が発症したり、増悪したりということはありそうです。

最終的には、家族から離れて生活しなければ無くなるようです。

しかし、家族から離れることが、短期的には必要でも、
長期的には解決にならないという報告はないのでしょうか。

職場を離れるということと違うような気がするのです。

本当の(端緒の)ストレッサーは、家族ではなかったはずです。
結局、家族から離れてくらしていることが、ストレッサーになったり、
離れられた家族が喪失感などから、
認知症が進んだりするということもあるそうです。

逆に家族への信頼を取り戻し、
家族に支えられる実感を持つことで、
疾病が克服されていった例も見ているので、
なおさらそう思うのですが、
素人の印象ということで・・・・
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