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予防法学 離婚の実態を分析し、経済に負けない家庭を作る。 [家事]

平成22年2月までは、
こういうトーンで離婚のことを書いていたのでした。

3月頃、離婚統計を見ていて、
失業率と、離婚件数と、自己破産件数が、
連動していることに気がつきました。
愛と経済ということで、書き始めたわけです。

離婚件数を減らす最大の方法は、
経済問題であり、その中核は、
失業率の低下、雇用の問題だと思います。

しかし、いつになったら失業率、
まともな賃金、安定した雇用が確保されるかわかりません。
それまで、離婚はしょうがないというわけにもいきません。

それに、貧乏になっても、
みんながみんな離婚するわけではなく、
家族が支え合って乗りきっているご家庭も多いわけです。

離婚を防止しなければならないと
肩肘張るわけではなく、
快適な家庭生活であるに越したことはないわけです。

毎日がちょっと楽しく、
一緒に生活している人の気持ちをわかるちょっとしたコツだったり、
知らず知らず相手を不愉快にしていることを
ほんのちょっとの努力で回避すること、

その日々の努力はストレスではなく、
家族の為の努力は、
毎日の愛情表現なので、
その努力が、自分にとってもいやしになる。
そう思うのです。

努力した自分をほめてあげたくなるというか。

研究対象は、ドロドロとした人間模様ですが、
研究目的は、日常のちょっといい話になる
そう思うのです。

ドメスティックバイオレンスや児童虐待があるなか、
被害者の救済の活動をされている方にとって、
なんとも牧歌的に聞こえると思います。

しかし、その端緒となるものがあるわけで、
それが、些細な努力、ちょっとした気づきで防止できるなら、
研究する価値があるように思えるのです。

もしかしたら、これこそが、
対処療法ではなく、
経済的解決以外では、
根本予防の一つではないかとも感じられるのです。
自殺予防においても重要だと思うのです。

これも、弁護士だけでなく、
カウンセラー、動物行動学者、医師(精神科医、産婦人科医、小児科医等)
等による事例研究が必要だし、
面白いのではないかと
考えてはいるのです。

離婚事件に関わって、それで終わりということではもったいない。
先人の苦しみが教訓になって、
新たな苦しみや、寂しさが防止できればいいのにと
当事者の方の解決したにもかかわらず、
なんとも言えない悲しみの表情を見るたび想うのです。
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