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予防法学 交通事故の原因を分析し、安全運転のコツを普及する [交通事故]


おそらくこれはあるのでしょう。
財団法人なんとかとか、
警察官や警察OBが中心になって
ご努力されているのでしょう。

実際に、交通事故の死亡数は
右肩下がりに下がり続け、
自殺者数、児童虐待数等とは対照的です。

しかし、死亡に至らない事故をみると、
まだまだ安全運転のコツが普及されていないように思います。

大丈夫だろうという「だろう運転」というのだそうですが、
これが、交通事故の大半を占めるようです。
先ず譲るということが事故回避の鉄則のようです。

それから駐車場の事故、
駐車場に停止している車は、
次の瞬間発進するかもしれないという意識をどう持つか、

等々、事故は、結構典型的な不注意で起きています。
テレビとか新聞とか、繰り返しわかりやすく事故の状況を説明し、
防げる事故を防ぐ知識の普及活動を
もっともっとやってもらいたい。
交通事故の損害賠償を担当する者としては思うのです。

100対0 と 0対100の対立は、
概ね双方道路交通法を誤解している場合が多く、
道路交通法の誤解は、
常に事故の危険に直結しています。

免許更新の際に大体的に行うことをやめてはいけませんが、
それだけで足りない。
結構多くの人が勘違いしています。
間違ったまま、こちらが優先のはずだと
ムキになって危険な運転をしているわけです。
相手が、自分の権利を侵害しているとでもいうように、
スピードを上げてアッピールしたりですね。

また、交通事故の刑事弁護をしたり
示談を担当していると、
どちらも悪いのかもしれないけれど、
やっぱり、道路の形状に問題がある
と思えてならない個所はあるので、
その検討も、誰かが警察に働きかける必要がありそうです。

まあ、私が無罪を主張したからではないでしょうが、
交通事故の刑事事件で、
道路の形状の問題点を大々的に指摘したら、
だいぶ改善された道路がありました。
交通事故が多発していたようです。

それから、こつんという軽い事故と
むちうち症等の治療が長引く問題も
多角的に検討されるべきです。

こつんという事故が、
人体にどのように負荷がかかるか、
あまり検討されていないか、
少なくともデータの公表はあまり進んでいないように
思われます。

バンパーの材質に
問題がありそうなのです。
復元力のあるバンパーを軽自動車が採用している
アメリカの基準らしいのですが、
それは、少なくともこつん事故では、
バンパーの損傷と比して
人体への影響が大きい場合がありそうです。
大事故は防ぐのかもしれません。

販売会社の思惑から独立した安全研究は、
国が行わなければならないでしょう。
医師、警察、自動車工学学者等の
検討チームが作られるべきだと考えるのですが、
あるのでしょうけれど。
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