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3月13日、少しずつ復興している様子と新たな不安の始まり [災害等]

3月13日日曜日
仙台郊外にある
実家は電気水道ガスどれもでない。

仙台中心部の自宅の片付けや、
当面実家に住むことになりそうなので、
その準備をしに自宅に戻る。

あちこち、道路が陥没していたり、
門柱やブロック塀が倒壊している。

妻を自宅で下ろして、
自分は市役所に情報を得に向かう。
新聞が張られていて、
大写真で、沿岸部の悲惨な様子が
映し出されている。
ラジオばっかりだったので、
ビジュアル的な情報に接し、
改めて愕然とする。

携帯電話が充電できないかと入っていったら、
電源が用意されているが、
充電器が無いとだめといわれ、
充電器を取りに戻ることに。
途中自動ドアから出たが、
そのときは、
市役所は自家発電かと思った。

徐々に、携帯電話が会社を探しながら
自宅に近づくと、
どう考えても、電気がついている部屋が
ちらほら見える。
非常灯かと思いながら、進むと
コンビニが開いていた。
入ると、少し商品があり、
ねつさましーととか
手当たりしだいとる。
お茶のペットボトルがあり、
ガムキャンディーの類はあった。
レジに行ったら、レジを打っていた。
この日、朝から電気が着たとのこと、
水道も止まらなかったとのこと
うーむ、早まったか。
それにしても、
食料と呼べるものは何一つ無く、
再入荷の見通しはまったく立たず。

結局、自宅で妻と合流したところ、
電気も水道も開通していたことを報告され、
喜び合う。
パソコンも、無事開通し、
ブログを書き、スパイダーそりテリアを無駄に行う。
たんすとかは倒れたままで仕方が無い。

ただ、ガスが無く、
とりあえず郊外の実家に戻る。
ガラスが壊れていたということは仕方が無いとして、
うつぶせに倒れていたテレビもつく。
電気万歳である。

妻の実家から電話がかかる。
姑が公衆電話からかけてみたそうだ。
無事を喜ぶ。

駐車場は、電気が通じたはずなのに
管理会社がシステムをロックしていたので、
駐車場から車が出せない。

あきらめて
タクシーを呼んで、実家に帰宅する。
毎日数千円の出費である。

今日も残り物、冷凍もので、
夕飯となる。
取って置きのものも
出し惜しみせず、食べる。

今はいいけれど、
物資が無くなったら
どうすればいいんだろうという
不安の新しい形のものが、大きくなってくる。
今日も、7時前にみんな熟睡する。

夜中、妻の姉からメールが来て、
無事どころか、電気もついている模様。

不安は新たなものに変わりつつあった。

余震と消防車のサイレンは、
昼は鳴りを潜め、夜に断続的に続く。
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コメント 2

ta_wa3

ご不便な状況に、まずはお見舞い申し上げます。
ご家族の皆様のご無事何よりです。
こんな時に不謹慎かと控えていましたが、
コメント書かせて頂きました。
地震から数日でお疲れかと存じます。
どうかご家族皆様で無事にお過ごし頂きたく、
一日も早い事態の改善をお祈りしています。
お気をつけて。
頑張ってください。

by ta_wa3 (2011-03-15 12:42) 

ドイホー

いつもどうもありがとうございます。
あまりにも悲惨な状況ばかりが報道されているので、
多数のリアル被災状況を
お伝えしております。
by ドイホー (2011-03-16 02:11) 

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