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自死予防の新しい地平、宮城県発、業種、職種、活動スタイル、宗派も越えたみやぎの萩ネットワーク始動間近 [自死(自殺)・不明死、葛藤]

昨日、みやぎの萩ネットワークという
民間の自死予防のネットワークの準備会に参加してきました。
3月14日に、設立総会を行う準備です。

その準備会に集まったメンバーの肩書をご紹介することが
ネットワークの特徴を表していると思います。

自死遺族、過労死、過労自死遺族、僧侶、牧師、
社会保険労務士、行政書士、司法書士、弁護士
社会福祉士、精神科医、カウンセラー、
税理士、中小企業診断士、いのちの電話、グリーフケア研究会

一人で複数の肩書を持たれる方もいるので、肩書の方が多くなりましたが、
13名が集まりました。
(メーリングリストはもっともっといろいろな方が参加されています。)

とにかく、自死で失う命を救おうという
その一点だけで何かしようと集まった人たちです。

実際、苦しんでる人って、
一つの職業だけで解決できるほうが少ないんです。
生活の問題でとてつもなくひどい思いしている方は、
当然、心が反応しているわけです。
また、アルコール依存症一つとってみても、
健康、家族問題、収入、債務、精神問題と
いろいろな問題を解決しなければなりません。

信仰が人を救うということは、
ぎりぎりの自死介入の現場では
当たり前のことです。

一人の人の悩みを救うためには、
多くの人たちの力と視点が必要です。

自死遺族の呼びかけに
多くの人たちが集まってきたという形になります。

最大の武器は、懐が果てしなく広いということです。
牧師様と和尚様と同じテーブルで話し合うって、
とても素敵なことです。(そんな漫画もありましたね)

陰に陽に、仙台市の複数の部署にもお世話になっております。
おそらく、宮城県にも賛同していただけると思います。

いろいろな可能性があると思うのですが、
まずは、動きながら、可能性を広げていこう、
それぞれの活動分野を尊重しながら、
緩やかなつながりを温めていこう
ということにしています。

さしあたり実行に移すシステムは次の二つです。
まず、ネットワークに参加する個人やその団体を
まとめて連絡先を告知する。(いろいろなメディアを考えています)
(自治体や公的団体にも協力いただく)

困っている人、困っている人の周りの人が、
そのどこに連絡してもよいようにする。
連絡を受けたメンバーは
自分で解決できる場合は、すぐに解決に入り、
ネットワークを通じて、
他のメンバーに相談する。
あるいは、相談のうえ、
その人に解決をゆだねたり、共同で解決にあたる。

この場合の萩ネットの強みは、
相談する相手、託す相手の顔が見えるということです。
たらいまわしにはしないということです。
そうして、どんな職業の人がどんな力を発揮するか
常日頃、情報交換をする
解決の懐がどんどん広がっていくという強みもあります。

和尚様と弁護士が一緒に相談を受けるなんて
素敵なことだと思いませんか。

二つ目のパターンは、
ホームページを立ち上げて、メールでの相談を受け付ける
適切な分野の人が
回答をすることになりますが
回答が放置されることがないように
係りを決めてチェックをする
ネットワークで解決するということになります。

いろいろ詰めなければならないことがありそうですが、
スタッフには事欠かないので、
(たとえば、弁護士、司法書士も結構なメンバーが集まりだしましたし、
仏教だけでも、複数の宗派の方が参加予定になっています。たとえば)
とにかく動きながら、修正していけばよいと思います。




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