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【宣伝】 過労死する前に仕事をやめる方法 心理学者のみた過労死防止の技術 過労死防止啓発シンポジウム宮城  [労災事件]

以下の要綱で厚生労働省主催の過労死防止啓発シンポジウムが行われます。

平成28年11月26日(土)13時半より4時前くらい
三越定禅寺通館6階エルパーク仙台 スタジオホール


心理学者と弁護士と遺族、労働者のコラボ研究の成果が発表されます。
これは、「おそらく」世界初でしょう。

精神的不調に気が付いて職場を退職した
2名の女性労働者の方々に全面協力をいただいて
東北大学大学院の新進気鋭の心理学者の先生2名と私とで、

彼女たちは、精神的不調にどうやって気が付いたか
彼女たちは、どうして退職に踏み切ったのか
ということを今年時間をかけて調査分析してきました。

この調査には、東北大学大学院若島先生の研究室の全面協力と
仙台弁護士会の自死PTの協力があり、
それぞれ、あるいは合同で検討を繰り返しました。

かなり、突っ込んだ研究成果が生まれました。

私の研究成果は小出しに、五月雨式に
このブログで発表しています。
以下が、まとめです。


人生に必要なものは、無駄な時間、何もしない時間 過労自死予防研究 survivor1
http://doihouritu.blog.so-net.ne.jp/2016-06-08

うつのかかり始めのサンプル(たとえば、自分が悪いからだと思って安心するとか)過労自死予防研究 Survivor2
http://doihouritu.blog.so-net.ne.jp/2016-06-08-1

自死予防の支援者に必要なこと 緩やかなつながりの意味 過労自死予防研究 survivor3
http://doihouritu.blog.so-net.ne.jp/2016-06-08-2

うつ病等の休職中の方の居場所を作りたい 過労自死予防研究survivor4
http://doihouritu.blog.so-net.ne.jp/2016-06-10

過労死リスクの高い人に、過労死予防の声は届かない 困難を認識しない啓発は効果が期待できない survivor
http://doihouritu.blog.so-net.ne.jp/2016-07-03

やり過ぎ、やり抜きすぎ症候群 過重労働からの離脱 survivor研究
http://doihouritu.blog.so-net.ne.jp/2016-07-15

過労死、過重労働でうつ病等にかからないために、他人軸から自分軸への切り替えが必要な人、必要な状態のサンプル付survivor6
http://doihouritu.blog.so-net.ne.jp/2016-09-26

うつ病患者は、家族に何を求めているか。逆に家族は本人に何を期待しているのか。survivor7 
http://doihouritu.blog.so-net.ne.jp/2016-09-28

【実務的過労死防止啓発】気を付けよう!これが過労死に誘導するキーワード。 
http://doihouritu.blog.so-net.ne.jp/2016-10-12

(途中でシリーズの番号の振り方を間違えてました。
 今、気が付きました。)

これは、弁護士から見た過労死職場からの離脱の方法です。

心理学者の観点からはまた別の角度からの分析結果が
わかりやすく(ここもプレシンポジウムを開いて練りました)
報告されます。

この報告と
会社のメンタルチェックに引っかかって
休職をさせられたと感じていた労働者が
主治医や産業医、会社に対して不信感を持ちながら
あるキーマンとの出会いによって快方に向かい
会社に復職しただけでなく、
復職の条件を労働者側から提示した事例も報告されます。

この条件は極めて興味深く、
うつ病休職後の復職の方法に
新しい提案ができることと思います。

二つの報告を受けて
本当に亡くなる前に職場をやめることができるのか、
職場をやめるためには何に、誰が気が付くことが可能なのか
元気でいるときこそ気を付けたり工夫したりすること
という
具体的な過労死しない方法が話し合われます。

それから、本研究に協力してくださったのは
二人の女性だけでなく、
うつ病の闘病で苦しんでいたり、
家族のうつ病に苦しんでいる人たちの意見が
豊富に反映されています。

うつ病の人たちが社会参加をする方法、条件も
示唆できると思います。
また、うつ病の患者さんの録音による発言も
用意されております。

手前味噌ですが
きわめて画期的な企画を
過労死・過労自死遺族の会東北希望の会に
企画していただきました。

全国で啓発シンポジウムは行われますが、
仙台は一味違います。

そして、さらに一味違う豪華ゲスト
あの遠野物語で有名のシンガーソングライター
あんべ光俊さんのミニライブが
今年も実現しました。

昨年もざわついていた会場に
あんべさんの遠野物語Ⅱが始まったとたん
会場がシーンと水を打ったように鎮まり
みんな彼の歌に集中した姿は
それ自体が感動的でした。

プロの生歌は、いろんなものを超えて
心を一つにさせるという体験をしました。

悲しみ、怒りを乗り越えて
暖かい気持ちで、一人一人が
過労死防止に取り組むにふさわしい企画となりました。
今年も期待しています。

最後に嬉しいお知らせです。

このような歴史的瞬間に立ち会え
自分や家族や友達を過労死で失くさない具体的な方法を知り
あんべ光俊さんのミニライブまで聞けて
なんと無料、予約不要です。

是非お誘いあわせの上お越しください。